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仕事に限らず物事に取り組んでいて、才能というか、能力の低さに幻滅するときがある。そんなときは「素質ねぇーなぁ、自分」って思ってしまう。
「素質」って何だろう? と、たまに考えることがある。辞書によると「個人が生まれつき持っている性格や能力。特殊な能力」という意味が書かれている。
先日、吉本隆明の語り下ろした本で、心にグサリと突き刺さる言葉に遭遇した。「素質とか才能とか〜中略〜が問題になってくるのは、一丁前になって以降なんですね。一丁前になる前だったら〜中略〜『やるかやらないか』です」
そして一人前になるためには毎日の取り組みが重要だということを強調。毎日継続すると成長が「2×2×2」の掛け算になり、間隔を空けると「2+2+2」の足し算になってしまうそうだ。掛け算と足し算の差は時間の経過につれて広がる。これは仕事でも勉強でも同じことが言えるだろう。
刻苦勉励。大事なのは素質より努力。本の言葉によって勇気づけられた一方で、この原稿をまとめるのに何時間も費やす自分の素質のなさに改めて気づいたのだった。(伊藤)
8月も残すところあとわずか。今夏は旅行らしい旅行をしていない。唯一夏休みっぽかったのは、お盆中に谷川岳を登ったことだろうか。初心者なので急峻な一ノ倉の沢登りは無理。攻めたのは一般の登山コースである。
午前9時、谷川岳ロープウェーで天神平駅まで行き、そこから山頂目指し出発。最初の避難小屋までは木道が敷かれていて歩きやすい。かれんな高山植物や景色を楽しむ余裕はあった。が、その先は砕石ゴロゴロで一気にペースダウン。途中、「天神ザンゲ岩」などで一休み。冷水を飲んだ瞬間、スーッと体に染み込んでいくのが分かった。
小休止後、肩ノ小屋へ向かう。傾斜がキツク息が上がる。ヒーヒー言っている脇を、年配夫婦やちびっ子たちが追い抜いていく。軽やかな足取りが恨めしい。出発から約3時間、ようやく山頂のトマノ耳とオキノ耳に到着。あいにくの曇天だったが、標高1977mを渡る風は爽やかで疲れも一気に吹き飛んだ。山頂で食べたオニギリとカップめんのおいしかったこと。
が、登ったら下りなくてはならない。急坂に足はガクガク。登り以上にキツク、天神平駅に着いた時は大げさでなく息も絶え絶え状態だった。「よくやった」そんな自分を褒めてやり下山。ところが悪夢は、まだ終わらない。翌日から丸3日間、筋肉痛で歩くのもやっと。恐るべし谷川岳。いや、へタレな己の肉体よ…。(中島)

、やはり「おいしさ」が違うような気もする。
家族や親せきの顔をないが、これからも「一日一汗」を心掛けたい。(中島)
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