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コラム 
上州日和
続運転マナー  [1月27日号]

 当欄で以前、群馬のドライバーに「運転マナーの向上を」と呼びかけたところ、何通かのお便りをいただいた。
 もっとも共感したのは、道路交通法38条、信号のない横断歩道での「歩行者等の優先」が有名無実にされていることへの1通である。「守ろうとしたら思い切り警笛を鳴らされた」「ひどい時には交差点内で追い越しをかけられ、渡ろうとした歩行者や自転車とぶつかりそうになった」。そして「群馬県民の運転の危険に対する意識の低さはこの程度のものなのです」と締めくくられていた。ルールとマナーを守ることが逆に、歩行者ら弱者を危険に追いやる。良心的なドライバーの苦悩がひしひしと伝わってくる。
 右側通行などルール違反の自転車の多さを嘆く手紙もいただいた。歩行者や自転車が規則を守るべきなのは言うまでもないが、交通ルールの最大の要諦は、交通弱者をいかに事故から守るか、のはずである。
 運転免許の取得率が全国1位。車1台当たりの人口が全国で最少…。県民手帳をめくると、「車大国・群馬」を表す数字が並ぶ。ならばこそ、あえて問いたい。ドライバーだけが快適な群馬では「車大国」の名が泣かないか。歩行者も自転車も、そしてドライバーもルールとマナーを守る、安全で暮らしやすい社会。それこそが群馬がめざすべき「車大国」であってほしい。
 警察の取り締まり強化や数年ごとの再検定を求める声も頂戴した。だが、まずはドライバー自身の自覚に待ちたい。(前橋総局長・恵村順一郎)

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上州日和
テルマエ [1月27日号]

 笑える風呂マンガとしてヒットしている「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ作)を読んでみた。
 テルマエとはラテン語で浴場(温泉)だ。風呂マンガって何? と思う方も多いと思うが、これがなかなか興味深いのだ。
 古代ローマの風呂設計士が現代日本へタイムスリップ。日本の成熟した風呂文化にカルチャーショックを受けて、そのアイデアをローマへ持ち帰るというストーリーだ。
 日頃、自宅や温泉施設などでフツーに入浴している風呂だが、外≠ゥら見ると独特な文化なのかもしれない。露天、銭湯などバリエーション豊富な風呂に加えて、数多くの入浴グッズ。先日訪れた赤城の温泉施設では宴会場でカラオケ大会も開かれていた。単に清潔に保つだけではなく癒し≠ニコミュニケーション≠セットにしたジャパニーズフロが、一つのカルチャーとなっていることにあらためて気付いた。 
 わたしたちが住む群馬は温泉県。草津、伊香保、水上、四万をはじめ多くの温泉地が点在。各地に独自の温泉文化が存在し地域の人たちによって継承されている。今年の冬はテルマエ・グンマの文化を意識しながら温泉につかりたいと思った。(伊藤)

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