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冬ソナをきっかけに一気に盛り上がった韓流ブームは、とどまるところを知らない。冬ソナをいまだ見ておらず、途中で挫折したドラマは数知れず。泣けると評判の映画でも一滴の涙も出ず、赤い目をした同僚に白い目で見られた私は、韓国ドラマ&映画がなぜこうも受けるのか分からなかった。
ところが今、遅まきながら韓国ドラマにハマっている。NHKで放映中の「チャングムの誓い」(毎週土曜)だ。主人公は、16世紀に実在した医女チャングム。男尊女卑と厳しい身分制度の中、王の主治医に登りつめるまでの歩みがダイナミックに綴られていく。
宮廷の権力争い、女官からのイジメ、武官との恋―とまあ、大河&恋愛ドラマ、昼メロの定番要素がてんこ盛り。目が離せない。時折、その真正直な性格にいらつくのだが、数々の困難にぶつかりながらも、前へ進もうとする姿はさわやかだ。応援せずにはいられない。
次の放送日は24日。イブの夜に予定のある人は仕方ないが、私のようにさしたる用のない人には「チャングム―」を見ることを奨める。そのひたむきな生き方に、大いに励まされることだろう。そして、涙するに違いない。色んな意味で…。(中島)

数年前から名称を変えるスキー場が相次いでいる。「スノーパーク」「スノーワールド」などがそれだ。
87年の映画「私をスキーに連れてって」が大ヒットしていた頃に比べ、スキー人口が3分の1に激減したという。
名称変更の理由は、当時のスキーヤーが結婚して子を持つようになり、スキー場側はこれら世代を積極的に受け入れようと、ハード、ソフトの両面で充実を進めたためだ。今やゲレンデはスキー、スノーボードだけでなく雪遊びのスペースへと様変わりした。
子供とかまくらや雪だるまを作ったり、雪合戦が気軽に楽しめるようになった。有料ながらキッズスペースを確保したりペット同伴が出来たり、片品のように駐車場を無料にしたスキー場も増えた。ファミリー客をつかもうと、各施設は懸命にアイデアを絞る。
中には年末のカウントダウンで花火大会を開くゲレンデもある。雪が降る中で見る花火は、夏とは違う幻想的な美しさがある。スノーシューツアーで、アニマルトレースやバードウオッチングの企画も。
個人的には、晴れた雪原でビールを飲みながらバーベキューができたら最高においしいだろうな、と思う。(萩原)

寒風が冷たい週末、親子でぐんま昆虫の森に出かけた。展示館ではクワガタやタガメなど珍しくなった「生きた虫」たちを観察。西表島の林を再現した巨大温室では優雅に舞う南国のチョウや、食事中の極彩色の幼虫の姿を楽しんだ。
種類を問わねば我が家にも青虫毛虫の類はいる。夏にはそんな彼らが大発生し、庭の草むしりも中断していた。枯れ草をかきわけると、木の枝や葉の裏などあちこちにサナギがくっついている。幼虫の時は恐ろしげな風貌で妻や娘を脅かした彼らも、サナギの姿は清楚で可愛らしい。
庭の隅でこんもり茂った草の塊を除くと、青々とした葉が現れた。「これは?」。ナイフのようにとがった見覚えのある形。パイナップルなのだ。「食べた後のへたを鉢に埋め、暖かい部屋に置けば育つ」と知人に聞き、春先に面白半分で埋めたものだ。形はパイナップルの頭そのままだが、葉のそれぞれが40cmほどに伸びている。もはや生ゴミとは呼べないだろう。地球温暖化の不安も頭をよぎる。
とはいえ建物の影で日が差さず、連日霜柱の立つ我が庭は南国のお客に酷だろう。チョウのような温室は無理としても、簡易型のビニールハウスでも用意しようかと考えている。(池田)

部活動が盛んなある中学校。朝夕は校舎の周りをランニングする生徒が多い。部員同士の「ファイト、ファイト」の掛け声に加え、散歩などで通りかかる周辺住民からも「頑張れ!」の声援が送られる。
一方、周辺道路は交通量が多く、「危ないじゃないか」と職員室に怒鳴り込んでくるドライバーも珍しくない。
ある日、職員室に年輩の女性が訪れた。職員たちは一瞬、「またクレームか」と身構えた。
女性はゆっくり話し始めた。
「この道路を挟んですぐのところに住んでいます。子どもたちが通るたび、『ファイト』や『頑張れ』の声が聞こえて来ます。きょうはお礼に参りました。私はこれまで、がんの手術を3回受けました。『もうダメか』と落ち込むこともありましたが、退院のたびに聞こえてくる道路からの言葉が、私を励ましてくれているように思え、『負けないぞ』という気になりました。お陰さまでお医者さんから『もう大丈夫』と言ってもらえました。本当にありがとうございました」と、深々とおじぎした。
職員たちは、ホッと胸をなで下ろすとともに、感激で胸を熱くしたという。(南保)

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