朝日ぐんまって?
朝日フォトコン
コラム 
上州日和
私もプリマダム  [6月23日号]

 バレエに挑戦する主婦を描いたテレビドラマ「プリマダム」に夢中だ。体が硬く、前屈で床に指をつけるなんてとても無理な私でも、バレエに憧れ続けていた。
 子供の頃、習い事でピアノかバレエの選択を迫られた。硬い体と向き合う度に「バレエを選んでいれば今頃は柔軟な体に…」と、悔やんだりもしたが、ようやく大人になって挑戦する機会に出合った。
 きっかけは、スポーツクラブ。ヨガやピラティス、エアロビクスなど様々なプログラムを受講できる中に「初心者のバレエ」があった。最初のレッスンでは、腰ほどのバーの高さまで足が上がらず一苦労。それが10カ月がたった今では、楽々と足を乗せられるまでになっている。そしていつの間にか、指も床まで届くようになっていた。
 先日のレッスンでは、初めて「くるみ割り人形の『花のワルツ』」に合わせて踊った。先生のまねをしながら、気持ちよくターンしてポーズ。鏡に映る自分の姿には思わず苦笑いだが、気分だけはプリマだ。ドラマに自分の姿を重ねながら、弾む心で憧れのバレエを楽しんでいる。(餅原)


群馬の土産 [6月16日号]

 「群馬には名物がない」とよく聞く。多数の温泉や観光地、土産品があるのに「ここならではの一品」がないというのだ。
 道の駅や物産直売所にはよく立ち寄る。流通に乗らぬ珍品を探すのが目的だ。川場では「かぐらからし」なる野菜を見つけた。外見はピーマンなのだが、すこぶる辛く、袋や周囲の柱にも注意書きがある。だがなかなかの美味。甘楽では味噌を買う。群馬に来てから7年間この味噌を愛用しており、うっかり切らすと家族の機嫌が悪くなる。子持では意外な柔かさの生いもコンニャクや、トラックが列を成す国道沿いのもつ煮。他の町でも野菜やきのこをよく買う。特に株立ちのナメコは、しゃきしゃきして味が良く、見つければ必ず買う。
 これらは自宅で食べるだけでなく、土産としても使っている。「群馬にはおいしいものがたくさんあるんですね!」と、どこに行っても評判が良い。九州育ちの私も同感だ。
 土産とは、その土地で自分が良いと思ったものを、土産話と共に届けるのが本来の姿だと思う。自然の豊かな群馬県。私の知らぬ逸品はまだまだ隠れているだろう。上州土産のリストが少しずつ増えるのを楽しみにしている。(池田)


森のクイズ [6月9日号]

 森林教室の講師と2人で1時間ほど山中を歩く機会があった。
 彼は、草木の名前や森の持つシステムだけでなく、山で暮らしてきた人々の文化にも精通していて、どの話にも興味が尽きない。そんな中で、「ここでクイズです」という。
 ・「森林火災や焼き畑の後に出てくるのは?」
 ・「草の次に生えてくるのは?」
 ・「続いて元気良く華々しく登場してくる木は?」
 繰り出される問題に1つも答えられず、降参。
 答えは・が「草」(艸かんむりに早い)、・は「茨」、・が「樺」(白樺など)
 いずれも森の実態をよく表している文字に感心させられた。
 「最後にもう1問。草が生えてくる土台となる植物は?」
 これは「苔」と答えられ、ホッと一息だ。
 彼は続ける。「例えば山菜の採り方や調理の仕方など、昔の人たちは森からたくさんの知恵と知識を得てきました。近代化、高齢化で貴重な文化が失われつつあります」
 森が失われつつあることは知っていたつもりだが、それに伴う有形、無形の文化も枯れつつあることを教わった。(南保)


DVD [6月2日号]

 サッカーW杯の開幕(日本時間・10日)が迫ってきた。サッカーファンにとってはたまらない1カ月となる。
 90年のイタリア大会からほとんどの試合をビデオに録画し、テープが擦り切れるほど繰り返し見てきた。増え続けるビデオテープの山。そんな問題を解決しようと、先日、DVDレコーダーの購入を決意した。
 W杯を録ることだけが目的なので、機種にこだわりはなかったが、いざ電器量販店に足を運んでみると迷った。店頭に並んでいたのは、アナログとデジタル対応の2種。さて、どちらにすべきか? しばし悩んだ末、安いアナログにしようと店員に声をかけたところ、「2011年にはアナログ放送が終了するので割高でもデジタルの方がオススメ」との返答。言われるままにデジタルを選んだ。
 家に帰って説明書を見たところ、デジタル情報に疎い自分にとっては、読むだけで頭が痛くなる言葉が並ぶ。W杯を放送するBSハイビジョンについても分からないことだらけだ。結局、面倒になり部屋の隅に放置した。W杯開幕まであと1週間。DVDを設置するのはW杯後になってしまうかもしれない。(伊藤)


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