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見出しを見てピンと来た人も多いのではないか。そう、オタク評論家岡田斗司夫氏の「いつまでもデブと思うなよ」のタイトルの一部だ。書店で目にしたのは昨秋。挑発的なタイトルに引かれ思わず購入してしまった。
同書は岡田さんが1年で減量50kgに成功した体験記だ。著者が実践したのは、自ら開発したレコーディング・ダイエット。「食べたものを記録する」「カロリー計算する」「カロリーを基礎代謝量に抑える」と段階的に減量していく。食べたものを記録するだけで、お金も運動も必要ないとくれば、これはもうやるしかない。読後すぐに取りかかった。
始めて4カ月。様々な発見があった。食べたものを意外と忘れていることと、思った以上に間食していることだ。第一段階はクリア。著者はこの時点で10kg減に成功している。メモが面倒で間食が減ったからという。「私も1〜2kgやせないかな」と淡い期待を抱いていたが見事に外れた。
自分の食生活は意識できたが、食習慣を変えるまでには至らなかったからだ。さらに、カロリー計算が面倒で第2段階になかなか進まない。驚異のダイエット法ではあるが、私には向いてないなと思い始めている今日この頃だ。(中島)

富岡市の高林京佑君(4歳)が心臓移植のため、アメリカに渡り1カ月。多くの方々の善意に支えられ、1月に入り募金が目標額の8千500万円に達した。「きょうすけくんを救う会」によると現在、待機リスト1番で手術を待っている。
1日500キロカロリーの食事制限は日本と同じだが、異なるのは病院食がハンバーガーやピザなどで慣れず、リハビリにも取り組んでいること、という。歩行訓練は吐くほど苦しいが、約3キロも歩けるようになった。付き添うお母さんは、京佑君の点滴の取り替えをするなど、日本の治療や習慣と違う点に、とまどうこともあるようだ。
日本の心臓移植では、15歳未満の臓器提供は認められていない。京佑君ら小さな子供たちにとって、大人の心臓は大きく移植できないため、国内での移植は事実上閉ざされている。しかも心臓に限らず、日本では臓器提供が少ない。このため移植は海外に頼らざるをえず、保険がきかず多額の費用がかかるほか、病気の体で渡航のリスクも抱える。
京佑君が元気に帰国することを心から願うと共に、この移植の問題をもっと知り、真剣に考えたい。(佐藤)

この正月、利根川河川敷でたこ揚げをした。子供が10年ほど前にファンだったウルトラマンのたこだ。ホコリをかぶっていたが、住まいの1部を改修したのを機に壁から外し、再び空を舞わせることにした。
その日はうららかな晴天で、風は強くもなく弱くもない絶好の日和だった。「同行はたぶん無理だろうな」と思いつつも子供を誘ったら、「行かないよ」とすげない返事。やっぱり。
河川敷は宅地よりさすがに風が強く、10年ぶりに揚げるたこは紙が弱っていたこととも相まって間もなく破れ、無惨にも墜落。しかも、軽く走っただけなのに日頃の運動不足がたたって足裏に違和感が…。
コンクリートブロックに腰をおろした。降り注ぐ日差しの中で眺める空の雲と利根川の水はゆったりと流れ、慌ただしい日常をしばし忘れさせてくれる。
ガソリンや食料品の高騰、選挙、CO2など、私たちを取り巻く内外の諸問題はどれも風雲急を告げている。いつまでもぼんやりしていられない。
久しぶりに歩いた河川敷だったが、今後はたびたび来て、空、川、山を眺めよう―そんな思いに駆られたたこ揚げだった。(南保)

年末、関越道を利用して都内へ出掛ける機会が重なった。復路、埼玉との県境を越えて県内へ戻るとき、いつも迎えてくれたのは赤城、榛名、妙義の上毛三山だった。赤城や榛名がすそ野を広げる、上州ならではの風景を見ると、群馬に帰ってきたという実感が込み上げてくる。
正月は、前橋市内の橋上から見た利根川の美しさに思わず車を止めた。毎日のように目にしているはずだが、じっくり眺めてみると、壮大な景色に見惚れてしまう。澄んだ空気に映える山々の稜線を背景として悠々と流れる利根。その姿に、故郷を再認識した。
07年初め、県内では富岡製糸場が世界遺産国内暫定リストに入り。それに伴い、各地の養蚕関連施設があらためて評価された。同年8月には、群馬、福島などの県境に広がる尾瀬が国立公園となった。公式な?格付け?を受けることで脚光が集まり、文化や自然を守ろうという意識が強まった。ただ、指定を受けなくても守るべきものは県内に多く存在する。 日ごろ、県内各地を巡るたびに、新たな発見があり、新たな感動がある。そんな故郷の素晴らしさを身近な所から見つめ直したいと思う。今年もよろしくお願いします。(伊藤)

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