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55、38、7-この数字、何を表しているかご存じだろうか。第一印象を決める3要素という。55%は見た目やしぐさ、38%は声質や話し方、7%は話の内容。つまりパッと見の容姿と声で、その人の印象が93%決まってしまうというのだ。
先日、ビューティーボイスレッスンに参加した。声美人になれば第一印象は4割近くアップする、これはオイシイと飛びついた。講師はFMぐんまアナウンスセミナー講師の清水由美さん。発する声は美しく語り口は滑らか。さすがプロは違う。
レッスンは腹式呼吸で始まった。口から吐いて、鼻で吸い、キープ。この一連の呼吸を徐々に長くしていくと美しい声になるという。次は響きのある声の作り方。直径2・5センチの空気の玉を口に入れるイメージでハミング。玉を前に押し出すようにすると良いらしい。最後は滑舌練習。アエイウエオアオ〜ワエイウエヲワヲまで、50音発すれば声に表情が生まれてくるとか。
1時間半のレッスンを無事終了。「これで私も声美人」と思いきや、今回の基礎練習を1カ月は続けて欲しいというではないか。やはり現実は甘くない。「声美人」は一日にして成らず。好感度4割増しへの道のりは遠く険しかった。(中島)

10年前、家人とともに「臓器提供意思表示カード」に署名した。心臓から眼球まですべてが含まれる。以前からアイバンクにも登録していたから、体まるごと提供するつもりだった。当時は「死ねばただの物体。臓器提供で助かる人がいれば役に立ちたい」と、迷うことなく思っていた。
その後、家人は亡くなった。葬儀の際、カードへの署名を思い出したが、瞬時に「メスを入れるなんて到底できない」と、そのまま火葬へと進んだ。本人の意思を無視して。
改正臓器移植法が成立した。本人の生前の意思が不明でも、家族が同意すれば臓器提供が可能になる。以前の筆者なら「15歳未満でも提供できる。海外へ行かずとも命が救われる」と改正を歓迎しただろう。今は違う。「せめて死んでから役に立てる」と頭では分かっているが、家族が亡くなった時に「お役に立てて」とはとても言えない。
人により死生観が違うから決めつけるつもりはない。改正法は臓器提供を強制していないし、これで正しいかもしれない。自分が間違っているかもしれない。間違っていてもいい。
ただ納得できないのは、こんな大事なことがわずか17時間の審理で決まったことだ。(南保)

1面で紹介したペヤング女子ソフトボール部の取材で、2日間にわたってグラウンドへ足を運んだ。練習場では、真っ黒に日焼けした選手が声を張り上げてトレーニングに励んでいた。
ペヤングソース焼きそばを製造する「まるか食品」の正社員である選手たちは午前中に仕事を行い、午後はグラウンドへ。夜8時過ぎまで過酷なメニューをこなす。夕食後は、各自が深夜までバットを振るという。すべてはソフトのために。まさに、ソフト漬けの毎日だ。
勝負の世界に、絶対はない。1つのプレーが勝敗を分けることも多い。その中で勝利をつかむには、訓練の積み重ねしかないという。田上美和監督は「一球が命取りになることを練習から意識しないといけない」と話す。選手たちに愛のノックを打ち込む監督の背中からは、チームを率いる「責任」が感じられた。そして一球入魂でボールを追う選手の姿からは、夢に向かって突き進む「意志」があふれていた。
限られた時間での取材だったが、泥だらけになりながら努力を続ける選手たちから学ぶことは多かった。「本気」の意味を知りたい人は、ペヤングの練習を見学することをお薦めしたい。(伊藤)

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