「赤城が一等すき」持続させる活動を展開(Vol.109)

原生林に囲まれた赤城大沼。湖畔には遊歩道があり散策が楽しめる

「だから僕は赤城が一等好きだって言ふんだ ねえ 何処よりも佳いだらう」(恒藤恭著『赤城の山つつじ』より)

これは友人と卒業旅行にきた芥川龍之介が残した言葉です。皆さんが思う赤城山はどんなイメージですか?

現在、日本では観光庁日本版DMOによる観光地域づくりが推進されています。DMOとは、地域の観光物件や自然、食、芸術・芸能、風習などに精通し、地域と協同して観光を手段に地域作りを行う法人のことです。

私が勤務する赤城自然塾は、以前より環境保護を中心に赤城山の魅力を伝える活動を行っていましたが、昨年度からは前橋市・桐生市の赤城山エリアにおける地域連携DMOとして、赤城エリアの自然を活用したエコツアーや、旅行会社と連携し地域の食や職、文化などを体験するツアー、プロモーションを行っています。

今年度はヒルクライムが有名になり、サイクリストが増えている赤城山で、初開催のロングライドイベントを事務局として運営、県内外より多くの方にご参加いただきました。

来年度からは自転車に乗れる方ならどなたでも、坂道をスイスイ走れるe‐BIKE(高性能電動アシスト付スポーツ自転車)を用いたサイクル事業を準備中です。運動不足の私が赤城の坂をラクラクと登れたので皆さんにもオススメ。楽しい上に、健康にもいいですよ。

自然、登山、写真、車、自転車、バイク、アニメ、様々な趣味を持つ人が集う赤城山。入口を広く、それぞれが楽しみ、「赤城が一等すき」と、「ねぇ何処よりもいいだろう」と思う赤城山を地域とそこに集う方々と持続させていきます。

 

NPO法人赤城自然塾
(観光庁 日本版DMO登録法人)
赤城山ツーリズム/観光地域づくりDMOコーディネーター
渡邉 しのぶ さん
【略歴】79年生まれ。群馬県をPRするぐんまコンシェルジュを2年経験したのち、前橋観光コンベンション協会で企画・広報を担当。2018年度より現職。食や農を中心に、赤城山の魅力を伝えるまえばし農学舎の活動にも携わる。