「雪まつり」を通して藤原の魅力を体感して(Vol.83)

幻想的な光に包まれる「かまくらキャンドルナイト」=昨年の様子
幻想的な光に包まれる「かまくらキャンドルナイト」=昨年の様子

都会とは違う豊かさを求め、地方への移住を選択する人たちがいます。地域住民でつくるNPO奥利根水源地域ネットワークは、この藤原を子育て世代の若い人たちが楽しく暮らしていけるよう「Play Fujiwara」プロジェクトを2015年4月からはじめ、イベントや田舎暮らしの情報、空き物件、仕事情報など移住に役立つ情報発信をしています。

3月10、11日に行われる「藤原雪まつり」もその一貫で、関東一の豪雪地帯を体感してもらおうと毎年催しています。昨年までは、「みなかみかまくら祭り&キャンドルナイト」として実施していましたが、会場を藤原スキー場に移し「藤原雪まつり」と名称を変更。

これまでのかまくらキャンドルナイト、ちびっこ宝探し、ファイヤーパフォーマンスや打ち上げ花火に加え、世界的な映像アーティストの長谷川章氏を迎え、D-K(デジタル掛け軸)と呼ばれるプロジェクションマッピングをゲレンデに投影します。昨年ユネスコ・エコパ―クに認定されたみなかみ町にふさわしく、廃油を使ったエコキャンドルを作るワークショップも開きます。

藤原地区は、みなかみ町の半分の面積の390平方㎞にわずか450人が暮らす集落です。利根川の源流域で、首都圏の水がめの巨大なダムがいくつもあり、ダムマニアの間では聖地と呼ばれています。四季を通じて多くの観光客が訪れる藤原ですが、スキー・スノボー・カヌー・ラフティング・温泉など山や川と遊べるフィールドが沢山あり、自然好きにはたまらない場所です。

また、ここには他の田舎にはない民宿やペンションなどの空き物件が多く、事務所移転やサテライトオフィス、ベンチャー起業などでの活用も期待できます。藤原雪まつりを通じて、みなかみ町藤原に興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

NPO法人奥利根水源地域ネットワーク
代表理事 北山 郁人 さん
【略歴】74年名古屋市生まれ。09年より、みなかみ町藤原に家族で移住。2017年7月、NPO法人奥利根水源地域ネットワーク代表理事に就任。地域資源を生かした体験プログラムやイベント開催、田舎暮らしのポータルサイトの立ち上げ、移住定住の促進などを行う。