「GRASSA」のパスタと地元育種野菜を広めたい(Vol.76)

社内敷地で初のキッチンカー。各部署の垣根を越えて話も弾み、パスタ(写真上)の出来上がりを待つ社員=前橋のカネコ種苗
社内敷地で初のキッチンカー。各部署の垣根を越えて話も弾み、パスタ(写真上)の出来上がりを待つ社員=前橋のカネコ種苗

ハンドクラフトパスタ移動店「GRASSA」の澤井雷作店長(38)との出会いは、今年9月半ば。前橋のイベントで、知り合いを介して名刺交換させて頂いたのがきっかけです。アメリカのポートランドでパスタの修行をし、住んだことのないこの前橋で「ゼロから繁盛店を作りたい」とゆっくりと語る澤井さんから、私はとても熱く強い信念を感じました。

私も県外の出身で、現在の仕事をするために群馬に引っ越してきました。普段は種苗会社の広報として花や野菜を撮影していますが、この他に「何か地元の農業を盛り上げることはできないだろうか?」 ちょうどそんなことを考えていました。

現在、GRASSAさんは前橋の中央商店街にてキッチンカーで野菜を使ったオリジナルパスタを販売しているとのこと。ならば、群馬で育種・栽培した野菜を使ったパスタを弊社敷地内でランチとして販売すれば群馬の野菜や、それらを活かした美味しいパスタを広める良い機会になると澤井さんと意気投合しました。初めての試みでしたが絶対に10月に行うと決意。農家さんの紹介や野菜の調達に本当に色々な方の助けをお借りして10月31日に無事開催できました。目標50食と掲げていましたが、おかげさまで60食を超える売り上げを達成。噂を聞きつけ社外から買いに来てくださる方もいて、とても嬉しい結果となりました。

また、弊社で育種・販売した種が食材としてランチになって食べられるという面でも社員の士気も上がり、GRASSAさん、弊社の双方にとって良かったと感じました。今後も定期的にGRASSAさんとランチを企画していき、素敵なパスタと地元の育種野菜を広めていければと思っています。

 

カネコ種苗 株式会社 総務部
広報宣伝グループ所属 網野 文絵 さん
【略歴】86年山梨県生まれ。都内の大学で農学を専攻、写真部に入部。農業と写真が繋がる仕事を探し、群馬のカネコ種苗(株)の広報として入社。以来、自社商品カタログや広告用撮影、SNS・YouTubeによる商品のPR活動を担当。