うますぎる![11月15日号]

「て」―田園プラザ並ぶ野菜はみずみずし―/「は」―薄命の歌人江口きち―。そんな立て札を見つけて写真に撮り、帰ってから上毛かるたをめくってみたのですが見当たらず。なんと、「川場かるた」というのもあるのですね。朝日新聞の過去記事に、村制120周年を記念して、村の全世帯と小中学校などに配られた、とありました。

ということで、川場村に行ってきました。「うますぎる!」。今回はそのひと言につきます。「名主の館」で、村のブランド米「雪ほたか」を食べました。コメの味って、こんなにも違うのかと。衝撃です。築200年の古民家の趣、直火炊き、添えられた地場産の野菜。それらもコメの味を引き立てているのだと思います。でも、おかずなしでもバクバク食べられるうまさ。地元の方はふだんからこんなコメを食べているのですか?うらやましすぎる。

川場村は「平成の大合併」で、合併の道を選びませんでした。国からの財政措置がなくなるなどのデメリットがあります。そのため、「農業+観光」という生き残り策を打ち出し、村づくりのさらなる充実に力を注いだそうです。雪ほたかはその柱の一つ。多数のコンテストで金賞を受賞し、「世界最高米」の原料米にも認定されています。納得。

もうひとつ、うますぎる食べ物のことを書きたかったのですが。次回にいたします。

(朝日新聞社前橋総局長 熊谷 潤)