はじめまして[5月17日号]

「新緑がまぶしい」って、こういうことかーと、ものすごく納得したのはつい先日、利根川沿いを歩いていたときでした。

5月10日付で名古屋本社から転任しました。これまで10回以上転勤しましたが、群馬県は初めて。どーんと構えた山々を身近に感じ、目にも優しい「みどり」に癒やされると、日課の早朝ウオーキングが、名古屋のときよりも楽しく感じられます。

今回の異動で群馬県内の記者は、私を含めて5人が入れ替わりました。群馬での勤務経験があるベテランもいれば、入社2年目の若手もいます。いろんな視点で、子どもからお年寄りまで幅広い方々に楽しんでいただける記事を、紙面や朝日新聞デジタルを通じてお届けします。

そのためには群馬のことを知らなければと、群馬出身の知人らに尋ねると、みんな口をそろえて、「上毛かるたを覚えろ!」。さっそく取り寄せました。「ら 雷と空風 義理人情」。そういえば、引っ越し当日、ごろごろと鳴っていたような……。そういえば、自転車の後輪の空気が抜けて困っていたら、サイクルショップのオヤジさんが、食事中にもかかわらず、嫌な顔ひとつせずに直してくれました。ありがとうございました。冬から春にかけて吹きまくるという空っ風も覚悟しておきます。

なるほど。なるほど。群馬をわかりやすく紹介しています。では、「い 伊香保温泉 日本の名湯」から始めようかな。みなさま、よろしくお願いいたします。

(朝日新聞社前橋総局長 熊谷 潤)