クラウドファンディングを活用した地域・まちなかの活性化(Vol.108)

一次審査を通過した8事業が、それぞれの取り組みについて公開プレゼンテーションを行った=今年9月12日、前橋の県社会福祉総合センター

今年度、群馬県では新規事業として「地域・まちなか活性化応援事業」を立ち上げました。この事業では地域経済の活性化を目的として、事業性の高い新たな活動の創出を応援します。具体的には、地域やまちなかの価値や魅力を高めるプランを公募して、審査によって選定したプランに対し、クラウドファンディング事業者と連携して事業化に向けた支援を行うというものです。

群馬県ではこれまでにも「地域・まちなか活性化コンペ」などを開催し、地域やまちなかの継続的な経済循環の創出に取り組んで来ましたが、補助金に代わる新たな展開として、クラウドファンディングの仕組みを取り入れた支援事業としてスタートいたしました。

クラウドファンディングの活用には、資金調達と支援者(ファン)作りを同時に行えることや事業プランに対する世の中(市場)の反応を実感できることなど、補助金にはなかったメリットがたくさんあります。また、本事業は審査を公開プレゼンテーションの形式で行い、応募者同士の研鑽や一般観覧者の方を含めた交流、仲間づくりの場としても活用しているため、支援者の存在によって成り立つクラウドファンディングとの相性も抜群です。

今年度の審査では、「赤城山でレンタルサイクルツアーを始めたい」、「女性をターゲットにしたゲストハウスを整備するリノベーションプロジェクト」、「埴輪をモチーフにしたキャラクターグッズの制作」など、魅力的な8事業が選定され、今後、クラウドファンディングに挑戦する予定です。

選定された8事業の情報は、県HPやFacebookページ「地域・まちなか活性化コンペ」で随時、発信しておりますのでぜひ一度ご覧ください。

 

群馬県産業経済部商政課商業係
主事 羽鳥 博之 さん
【略歴】1989年玉村町生まれ。大学卒業後、2012年に群馬県庁へ入庁。2017年から県内の商業振興業務に従事。