ゴールデンウイークもステイホーム!#ネットで「行ったつもり」

おうちで楽しむ ミュージアム&花スポット&動物園
臨時休館、休園中のミュージアムや観光施設がネットで発信中

ノルンみなかみフラワーガーデン(みなかみ町)

大型連休に突入しましたが、新型コロナウイルスの影響はなお続いています。臨時休館、休園中の県内各地のミュージアムを始め、花スポットや動物園などの観光施設では、自宅でもお出かけ気分を味わってもらおうと、施設の魅力をインターネットで発信中だ。Googleのストリートビュー機能を使って館内を紹介する美術博物館や文学館、旬の花が咲き誇る様子を映したテーマパーク、愛らしい動物の様子を配信する動物園など、各施設が趣向を凝らした「ステイホーム」応援サイトを紹介します。ゴールデンウィークは、おうちで「行ったつもり」を楽しみましょう!

ペンギン、ライオン、カンガルー etc… 動物たちに癒やされて! ~桐生が岡動物園

桐生動物園のライオン

桐生が岡動物園」は、休園中の動物たちの様子を家で楽しんでほしいと、動画の配信を行っている。動画は職員が撮影し、ユーチューブ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムの4媒体の市公式アカウントで公開中だ。これまでに、カンガルーやカピバラ、ライオン、ペンギンなどの動画が配信されている。今後もリクエストに応えながら、週3本程のペースで更新していく予定だ。桐生市の担当者は、「なるべくたくさんの動物たちの様子を届けたい。休校中の子どもたちや、外出自粛で家にこもる皆さんに、映像を見て少しでも楽しんでもらえたら」と話す。
同市魅力発信課 0277-46-1111 http://www.city.kiryu.lg.jp/

 

 

今年の花鑑賞はSNSやHPで

花々が美しく咲き誇るこの時期に、足を運ぶことができないもどかしさを感じつつ…変わらずに咲く花の成長を、今年はSNSやHPで楽しんでみては。

スイセン100万株、天空の花園 ~みなかみ・ノルンみなかみフラワーガーデン
北関東最大級、90種100万株のスイセンが咲き誇るノルンみなかみフラワーガーデン(ノルン水上スキー場)が、新型コロナの感染拡大予防のため、今シーズンの休園を決定。例年、シーズンオフのスキー場を活用した期間限定の「天空の花園」で、残雪の谷川岳を背景に咲く鮮やかなスイセンを楽しむことができたが、今年は恒例の祭りも中止。期間中、ゲレンデに咲く花の様子や動画をインスタグラムで配信している。
ノルンみなかみフラワーガーデン0278-72-6688
http://norn.co.jp/garden/

春爛漫 森を彩る色鮮やかな花々 ~赤城自然園
赤城山西麓の標高600mに位置し、年間を通して花や生き物、木々など豊かな自然を感じることができる森、赤城自然園。現在臨時休園中だが、同園では以前からホームページ内スタッフブログで見頃を迎えた旬の花の姿を発信している。また、四季の動画も、季節ごとに変化する森の様子が楽しめる。本格的な春を迎え、園内では色とりどりの花々が開花、毎日主役が入れ替わっている。現在はシラネアオイやヤマシャクヤクが画面を鮮やかに彩る。
赤城自然園 0279-56-5211 https://akagishizenen.jp/

チューリップの次はツツジ ~前橋・ぐんまフラワーパーク
今月6日まで臨時休園中のカネコ種苗ぐんまフラワーパーク。今、園内を彩っているのは赤やピンクなど色鮮やかなツツジだ。同園では最近、特にインスタグラムやツイッターなどのSNSに力を入れている。画面で多くの人に楽しんでもらえるように、担当者が開花状況を毎日確認し、写真や動画を発信中。特に、虹色の小径と呼ばれるつつじヶ丘では、ヤマツツジやクルメツツジ、黒船ツツジが見頃を迎える。ツツジやサツキは約30種あり、江戸時代に盛んな品種改良が行われた石南、琉球ツツジもある。また、樹齢約200年になる古木や貴重な品種も花を咲かせる。チップを敷きつめた遊歩道を、スタッフが散策しながら撮影した写真がアップされている。
ぐんまフラワーパーク 0120-1187-38
http://www.flower-park.jp/
公式インスタグラム gunmaflowerpark

これからはバラが見ごろに ~館林・東武トレジャーガーデン
約8万平方メートルの広大な園内に、年間を通し約4000種100万株の色鮮やかな花々が咲き誇る東武トレジャーガーデン。同園も現在、臨時休園中だが、以前から園内の様子を「ガーデン便り」としてホームページで紹介しており、インスタグラムやフェイスブックなどと連携している。担当者は「これから見頃を迎えるバラの様子などを更新する予定。今年は写真で楽しんでいただければ」と話す。また、ユーチューブの公式チャンネルも開設、こちらでは広大な園内の雰囲気を動画で味わうことができる。
東武トレジャーガーデン 0276-55-0750
http://treasuregarden.jp/

全国で展開中の「おうちミュージアム」~神流恐竜センター・歴博・自然史・土屋文明文学館

Googleのストリートビュー機能で館内を探検できる、神流町恐竜センターHP内の「バーチャル恐竜センター」

県内の博物館や文学館では、全国で展開中の「おうちミュージアム」に参加し、休館中に子どもたちが家で楽しく学べる企画を発信中だ。北海道博物館が始めたのをきっかけに全国の博物館や美術館など97施設(4月26日現在)が参加している。群馬では神流町恐竜センター、県立歴史博物館、県立自然史博物館、県立土屋文明記念文学館の4館が趣向を凝らした動画などをインターネットで配信している。
神流町恐竜センターは、インターネット地図アプリ「Google Map」のストリートビュー機能を使って館内を紹介する「バーチャル恐竜センター」を開設。同館では360度カメラを使用しパノラマ画像を撮影、3月14日からネット上で掲載した。館内の静止画像の床に示された矢印などをクリックすると、画面の中であたかも自分が移動したかのように画像が変化する。同館の田中望羽学芸員は「休校中の子どもたちや、普段遠くてなかなか見に来られない人に当館を知ってもらうきっかけになれば。開館したら是非足を運び、実際の恐竜の大きさや体の細かい特徴などを見て確かめて」と期待する。
一方、高崎の県立歴史博物館では、4月1日~5月10日に開催予定だった春の特別企画展「すばらしき群馬のはにわ」が当初から延期。再開次第、始められるよう準備を整えていたが今月29日まで休館延長となったため、「幻の展示」となってしまった。動画では、普段は見ることのできない貴重な展示作業風景を紹介している。また、単に展示品を映すだけでなく遊び心も取り入れた「はにわのつぶやき」では、個性的な埴輪が次々と登場しコミカルな会話を展開。群馬の埴輪の多彩さを伝えている。このほか、今年3月に国宝指定が決定した綿貫観音山古墳の出土品紹介動画も興味をそそる。
富岡の県立自然史博物館ではユーチューブとフェイスブックで、開催延期中の企画展「空にいどんだ勇者たち」の展示準備中に撮影した解説付き動画を始め、常設展示の標本紹介や問い合わせの多い質問にランキング形式で答える動画を投稿。
高崎の土屋文明記念文学館では、開催が延期となっている今年度初の企画展「文学と、草木染と-山崎斌(あきら)のこころざし-」(開始日未定~6月7日予定)の見所紹介や星野源の「うちで踊ろう」とのコラボ動画などをインスタグラムで発信中(毎週金曜更新予定)。
〇神流町恐竜センター 0274-58-2829 https://dino-nakasato.org/
〇県立歴史博物館 027-346-5522 http://grekisi.pref.gunma.jp/
〇県立自然史博物館 0274-60-1200 http://www.gmnh.pref.gunma.jp/
〇県立土屋文明記念文学館 027-373-7721 http://bungaku.pref.gunma.jp/

絵画、彫刻、版画…自宅で美術鑑賞 ~館林美・近代美・大川美・アーツ前橋

松本竣介《うたたね》 大川美術館

絵画、彫刻、版画、インスタレーション-県内の各美術館では、自宅でアートに親しんでもらおうと臨時休館中の館内の様子や展示作品をホームページをはじめ、フェイスブックやインスタグラムなどで公開中だ。
館林美術館では、フェイスブックで企画展示「10のテーマでアートをつなぐ」の会場風景を始め、出品作品やその特徴などを紹介する動画10本を、テーマごとに随時公開していくという。また、ホームページでは同館が所蔵する彫刻家フランソワ・ポンポンの代表作「シロクマ」などを紹介する動画もアップしている。県立近代美術館は、「オンラインギャラリー」と題し、コレクション展示「四季のうつろい―戸方庵井上コレクション―」を紹介する動画を制作。フェイスブックで公開している。酒井抱一の「朝顔図」など、数々の作品が楽しめる。
一方、大川美術館ではフェイスブックやツイッターなどのSNSを活用した「WEB展示室」で、収蔵作品や館内の様子を紹介している。また、アーツ前橋はコロナ感染防止のため会期途中で休館した「前橋の美術」展の展示風景などを動画で公開中。各館とも、「ネットを通してアートに触れて頂き、館が再開したら現地でぜひ本物を見て欲しい」と話している。

詩の表現世界、体感して!朗読イベントを公開中 ~前橋文学館

「詩の礫」を朗読する手島さん

前橋文学館は、企画展「わたしたちはまだ林檎の中で眠ったことがない -第27回萩原朔太郎受賞者 和合亮一展」と企画展「怖いを愛する-映画監督・清水崇の世界展」の会場風景や、朗読イベントをユーチューブで公開中。
自宅でも、展示内容や詩の世界を疑似体験してもらおうと企画。今年2月、無観客で収録した朗読イベントは和合さんの萩原朔太郎賞受賞作「QQQ」(思潮社)の詩などを、同市出身の女優・手島実優さんや地元アイドルグループ「あかぎ団」の礒干彩香さん、前橋文学館の萩原朔美館長らが朗読。東日本大震災以降、福島の現状を詩に託す和合さんの優しく、力強い言葉が心に突き刺さる。
前橋文学館 027-235-8011 https://www.maebashibungakukan.jp/