スポーツを通して障害者との壁をなくそう!(Vol.99)

先月開かれた大会で、26レーンに分かれ6ゲームの合計を競い合った参加者たち=パークレーン高崎

皆さんはスペシャルオリンピックス(SO)という言葉をご存知ですか?

知的障害のある人たちにスポーツを通して自立支援をする組織です。68年アメリカで発足、群馬県は、その地方組織として05年から活動を始め、13年にNPO法人として認められました。

現在、テニス(毎週日曜)、ボウリング(第2、4土曜)、競泳(第2、4土曜)、陸上競技(月2回、土または日曜、不定期)、スキー(12月と1月)の5種目に、50人あまりのアスリートが所属しています。各プログラムともボランティアのコーチが熱心に指導し、それを家族の方たちが支えています。

SOの目標は、勝つことではなく知的障害を持つ者と健常者の壁をなくすこと。そして、障害者の自立と挑戦を応援すると共に、彼らの奮闘ぶりを多くの人に知ってもらえる環境作りに取り組んでいます。

先月28日には、パークレーン高崎でユニファイドボウリング大会が開催されました。78人が参加し、障害者と健常者がチームを組んで対抗戦を行いました。最後は、恒例の全員表彰。和気あいあいの中、終了しました。

また、9月には愛知県で13競技、約1000人の選手が参加して4年に1度の全国大会が開催されます。群馬からも6人の選手が出場します。この大会は来年開催される世界大会の予選も兼ねていますので、自分の力が最大限に発揮できることを期待しています。

障害の有無にかかわらず、立派な社会人として活躍している人はたくさんいます。スポーツは、そのお手伝いをすることが出来ます。一緒にスポーツを楽しんでみませんか? 興味のある方は、SON・群馬事務局(son_gunma@son.or.jp)にご連絡ください。

 

NPO法人スペシャルオリンピックス日本・群馬
理事長 神山 雄一郎 さん
【略歴】1948年前橋生まれ。東京教育大を卒業後、大阪商業大でラグビー部を指導。80年開学当初より群馬県立女子大に勤務。2014年定年退職。同大名誉教授。17年9月より現職。