令和という新しい時代のめぶき(Vol.140)

前橋の商店街で開催される「前橋めぶくフェス
前橋の商店街で開催される「前橋めぶくフェス」=写真は昨夏

2016年、市民へのインタビューと3000人の市民アンケートから「めぶく~Where good things grow~」という前橋ビジョンが生まれました。この前橋ビジョンの体現として、フード・クラフト・アートの3部門を中心に「未来の大樹を隠し持つ、今はまだ幼い芽を発掘、紹介し、みんなで応援するためのお祭り」として企画された前橋めぶくフェスも、みなさまのおかげで早くも3年目を迎えることができました。2016年のビジョン発表会で発表された商店街のレストランなど、12のプロジェクトもその多くが既にめぶきつつあります。

3年目を迎え、前橋めぶくフェスの内容もさらに充実してきました。これまで2年間行われてきた前橋めぶくフェスの良いところはそのままに、初出店のお店や子どもたち向けのハロウィンイベント、そして前回も行われたシンポジウムを今回も設けることによって、単なるイベントにとどまること無く、これからの未来の前橋を対話する機会も設けています。

今年のテーマは多様性(diversity)。令和という新しい時代を迎え、さらに多様性が増していく日本の中で、前橋らしい多様性とはどのように考えることができるのでしょうか。人種や障がい、そして、ひとりひとりの多様性に私たちはどのように関わっていくことができるのでしょうか。

そうした、今考えるべき問題について真剣にそして、みんなで楽しみながら考えていきたいと思います。前橋めぶくフェスをはじめた頃と比べ、少しずつ新たなお店が増え、商店街で若者たちの活動も活発化してきました。26日の芽吹きの乾杯では、みなさんと一緒に、こうした新たな芽吹きを乾杯したいと思います。

10月26、27日、今年もいよいよ秋の前橋めぶくフェスが開催されます。実行委員・スタッフ一同、笑顔でみなさまのお越しをお待ちしています。

前橋めぶくフェス 実行委員長 共愛学園前橋国際大学 教授 奥田 雄一郎 さん

前橋めぶくフェス 実行委員長
共愛学園前橋国際大学 教授
奥田 雄一郎 さん

76年横浜生まれ。中央大大学院を修了後、共愛学園前橋国際大学准教授を経て現職。専門は「青年心理学」「社会文化心理学」。2017年、「前橋めぶくフェス 実行委員長」に就任