地域連携で集客力UP(Vol.19)

谷川連峰の絶景を楽しみながらのスキー=みなかみ町の宝台樹スキー場
谷川連峰の絶景を楽しみながらのスキー=みなかみ町の宝台樹スキー場

朝の出勤時、頬に触れる風がキリリと感じるこの季節。ようやく「みなかみ」らしい冬がやってきました。思い出すのは、幼稚園のスキー大会や小学校のスキー授業。当時は長い板が主流で、見栄をはって自分の身長をはるか超える板を買ってもらい、上級生に手伝ってもらいながら学校まで担いでいきました。
みなかみには9つのスキー場があります。抜群の雪質を誇るのは谷川岳近くにある天神平スキー場。ノルン水上スキー場は水上インターチェンジから約3キロという利便性が自慢です。キッズパークの充実に力を入れているスキー場も数多くあり、スノーモービルやスノーシューも気軽に楽しめるようになりました。

5年前、9つのスキー場全体の来場客数は40万人。昨シーズンは57万人と飛躍的な伸び率を記録しましたが、これらを支える関係者らの地道な取り組みを紹介します。

まず、1つ目は9つのスキー場リフト券を割引購入できるクーポン付チラシ「湯ったりスノークーポンチラシ」の共同製作です。ホームページから印刷しても利用できると好評です。次に、使用済みリフト券を提携店に持参すると割引を受けられる「使用済みリフト券で お・と・く」サービスを行っています。地元を広く楽しんでいただこうと、飲食店や日帰り入浴施設など約50店舗が参加しています。3つ目はスキー場や飲食店、日帰り入浴、宿泊施設が連携して実施しているスタンプラリー。スタンプを集めると来シーズンのリフト券が当たります。

このほか、毎年合同スキー場開きを行うなど地域全体が連携していることこそが集客力アップの一番の原動力だと自負しています。雪見の露天風呂がおすすめの時期となりました。この冬もみなかみにぜひお出かけください。

 

みなかみ町観光協会
職員 木村 崇利 さん
【略歴】74年みなかみ生まれ。県立沼田高等学校卒業後、利根沼田農業協同組合に11年間勤務ののち、07年から現職。