女子力って何?[1月13日号]

年末に発行された県ぐんま男女共同参画センターの通信「とらいあんぐるん」にインタビュー記事を載せていただきました。地域によっては自治会の回覧や貼り出しがあったようで、思わぬ方面から反応をもらいました。
私は、性別にとらわれない働き方・生き方が広がれば、多様な価値観を持つ、すべての人たちにとって暮らしやすい社会になると考えています。先の記事でも、自分がどう生きたいのか明言すること、周囲はそれを受け入れる度量を磨くことが大事では、とエールを送りました。
思い返せば、「女子だから○○あるべき」という圧力を感じ始めたのは、小学低学年の頃。「女子は小さいほうが可愛い」と大人に言われたのが、最も古い記憶です。以来、世間の求める女子像と真逆を志向してきたと自負します。
それだけに近年、「女子力」という言葉が気になっていました。例えば、スイーツや美容、服装の流行に敏感な人に「女子力高い!」と使われることがある。クッキーづくりの得意な大相撲力士に使われた時は、まだ微笑ましかった。けれど過労自殺した大手広告会社の新入社員女性が「男性上司に女子力がないと言われる」と嘆いていたのを知った時は、胸ふさがる思いでした。まだいまだに!
言葉は時代とともに生まれ変わります。10日の朝日新聞朝刊は、女子力アップを掲げる多くの女子校が「知的で自立した女性像」を目指していると紹介していました。では、あなたにとって女子力とは? 朝日新聞のフォーラムページhttp://t.asahi.com/forumで意見を募集しています。(朝日新聞社前橋総局長 岡本峰子)