春[いつものように、各地でサクラがきれいに咲きました。いつものように、寂しいお別れと、新しい出会いがありました…]

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いつものように、各地でサクラがきれいに咲きました。いつものように、寂しいお別れと、新しい出会いがありました。でも、いつもの春とは違うのです。

「緊急事態宣言」。ドラマか映画の中でしか出合わなかったような言葉が、現実の社会に登場するとは思ってもみませんでした。海外のように、都市を封鎖するわけではありません。食料品店の営業など経済社会活動は、可能な限り維持されるそうです。

対象区域の知事は、不要不急の外出の自粛要請や、施設使用制限など、行動の自由や私権を制限する措置もとれます。「仕方ない」。感染拡大防止のために、そう思う方は多いかもしれません。目に見えない敵との戦い。それぞれができることを協力するのは大切だと思います。

いま、各地の知事がメデイアを通じて、メッセージを送っています。どんな根拠で、どんな見通しや考えを持っているのか。きちんと情報を公開し、示す責任はとても大きいはずです。

ただ、「しっかりと」「がんばって」「ちゃんと」「一生懸命」などなど。気持ちはわからなくもないけど、まったく具体性のない言葉を声高に連呼されてもねー。残念ですが、そんな気持ちになってしまうこともあります。

わかりやすく正確に。私たちも肝に銘じて報道します。新年度も引き続きよろしくお願いいたします。

(朝日新聞社前橋総局長 熊谷 潤)