藤岡からはじまる、世界とのかけ橋(Vol.153)

藤岡市の「会遊亭」で行われた寄贈絵本の展示会

「藤岡―リジャイナかけ橋プロジェクト」は、藤岡市と友好都市であるカナダ国サスカチュワン州リジャイナ市をつなぐ、市民主体の文化交流事業として、2019年(令和元)11月1日に発足いたしました。現在は、①日本語の絵本を藤岡市からリジャイナ市へ寄贈 ②リジャイナ市から寄贈頂く英語絵本を活用する場の企画・実施、この2つの活動に取り組んでいます。

今年1年には、プロジェクト第1弾として地域で文化・市民活動をしている方々と一緒に子どもたちを中心に据えた「絵本を通じた文化交流」を行いました。市役所内のカフェで第1回目絵本寄贈式、その後、蔵を改装した情報発信施設「会遊亭」で、寄贈絵本展示を実施。両市市民団体メンバーが自国の絵本を贈り合いました。その後、リジャイナ市よりご寄贈頂いた300冊を超える英語絵本は、藤岡市内の各施設で、たくさんの人たちに手に取って楽しんで頂いています。

カラフルでリズミカルな英語の絵本と、優しい色合いの日本語の絵本。子どもはもちろん、かつては子どもだった私たち大人も一緒になってワクワクドキドキ。世代も、文化も、言葉も、国境も超えて、世界と私たちをつなぐ架け橋が「絵本」です。

絵本を通じて、お互いの文化や風土を学び合い、お互いの相違点を認め合うきっかけが生まれます。水面いっぱいに広がる大きな水紋も、全ては小さな一滴の水滴から始まるように、「Think globally, act locally: 世界規模で考え、地域で行動する」ことの大切さを、絵本を通じて広げていきたいと思っています。

プロジェクト第2弾は、両市でのホームステイ事業を計画しております。今後の活動については、本プロジェクトのブログ・Facebookをご覧ください。

 

藤岡リジャイナかけ橋プロジェクト
代表 山口 あきら

【略歴】1979年生まれ。愛知県出身。20~30代をリジャイナ市で過ごす。「絵本・子ども・国際交流」をテーマに、地域で活動する方々に声をかけ、昨年11月に「藤岡- リジャイナかけ橋プロジェクト」を発足させた。同プロジェクトの代表を務める傍ら、夫と共に有機栽培で米麦大豆を育てる農園を営む