読む喜び[4月21日号]

18歳で免許取得後、初めて乗った車がスバルの軽自動車「レックス」だった。乗り心地が良く安定感抜群。おかげで運転が好きになった。
先日、スバル群馬製作所長に就任したばかりの為谷利明さんに話を聞く機会を得た。スバル車や製作所について熱く語ってくれたが、特に印象深かったのが「やっぱり気持ちがこもっていないモノ作りはダメですよね」という一言。「体制作りはもちろん、『車をもっと良くしたい』という従業員一人一人の情熱と好奇心が大切。そのために風通しのよい職場を作りたい」とも。為谷さんの考えに、いたく共感した。
自動車と新聞、作るモノは違うが、どちらも電気化や自動運転、デジタル化など大きな転換期を迎えている。会社の規模に関わらず、時代に合わせ常に新しいことに挑戦し続けなければ生き残ってはいけない。
弊社では今春、1人の新入社員を迎えた。記者歴があり、既に即戦力として活躍している。経験以上に、「会社や紙面をもっと良くしたい」という思いを持って積極的に働いてくれているのがうれしい。
新年度が始まり半月以上。新しい仲間が加わり、社内の雰囲気も以前に増して明るく元気になった。運転の楽しさを教えてくれたスバル車のように、社員全員が気持ちをこめて、「読む喜び」を感じてもらえるような紙面を作っていきたい。

(中島美江子)