赤ちゃん[11月23日号]

先日、知人の赤ちゃんを抱かせてもらった。我が子はもはや21歳と18歳になり、小さな子と接する機会も減った私には久々のこと。スベスベの頬っぺ、きゅっと握った小さな手、ふんわりと柔らかくて温かい赤ちゃんは、周囲を幸せな気持ちにさせる圧倒的なパワーを持っていると感じた。

そんな赤ちゃんを100人集めて撮影する巨大な「寝相アート」に挑戦するイベントが今月18日、前橋のショッピングモールで行われた。孤独を感じている子育て世代と地域をつなぐきっかけづくりを目標に掲げ、伊勢崎在住の寝相アート作家・宮沢亮子さんが企画した。先月26日発行の弊紙・子育て応援特集号でも事前告知記事を掲載したのだが、赤ちゃんの大集結をこの目で見たいと思い、当日、会場に足を運んだ。

虹のかかる空に見立てた10㍍四方の敷き物に寝かされた赤ちゃんは、手足をジタバタさせて泣く子や仰向けに寝かせても嬉々として寝返りを打つ子、眠ったまま微動だにしない子など壮観。若い親たちが子をあやしたりカメラを構えたりと奔走する様子もまた微笑ましく、買い物客も足を止め、目を細めていた。

新米ママだった頃の自分は、不慣れな育児に必要以上に神経質だったが、周囲から「可愛いね」「大丈夫よ」と声をかけてもらうと安心をもらったことを思い出す。赤ちゃんの可愛い姿にほっこりしつつ、若い親たちに心の中でエールを送った。

(野崎律子)