遊園地のまんなかから『食』の大切さを発信中(Vol.124)

「おむすびのMOM」のオープニングスタッフとメニュー監修の菜穀和食むくびの店主(左から2番目)

るなぱあく(前橋市中央児童遊園)の真ん中に、新しいお庭「New Yard」と白い小さなコンテナハウスを建てました。そこに、「母」と「おむすび」の意味を込めたおむすびのMOMがオープンして2年が経ちます。

おむすびを通じて、食や毎日の暮らし地域の生産者さんのことを伝え、健康や食を見直すきっかけになり、自分たちの暮らす地域に目を向けることにむすびつけられたらという思いでスタートしました。また、食を提供するならば、子どもたちが喜び安心できるメニューにしたいという思いから、子どもサイズのおむすびの具材は、お店ですべて手作りしています。食材もなるべく地産地消で顔の見える生産者から購入しています。

私自身40歳で突然食物アレルギーとなり、アナフィラキシー症状を発症した経験から、マムで提供するメニューはアレルギーを持つ子どものためにも、極力アレルギー物質に定められている食品は使用しないことにしました。

アレルギーがあると、出かけるときには、必ず手作りのお弁当を持っていく方もいると聞きました。私自身も飲食店でアレルギー対応を確認すると嫌がられ、時には食事を断られたことも。その苦労は他人ごとではありません。

②お店で手作りしている「おむすび」

るなぱあくに来るときは、お友だちと遊び、同じ食事を食べ、楽しく美味しい時間にしてほしいと思います。『これなら、うちの子も食べられる!今度はお弁当もってこなくてもいいね!』という声を聴けることは、とてもうれしい瞬間。ほんの少しの自由な時間から、ゆとりができることで、少しだけ子育てのお手伝いができたらと思っています。

マムでは、食の魅力を発信し子どもたちが食に関心がもてるよう地域の方々と様々な体験ワークショップも開催しています。遊園地のまんなかから『食』を楽しむ場として食の安心について知り考えることの大切さを発信していきたいと思います。

㈱オリエンタル群馬 地域活性化事業部
6次化カフェ事業責任者
三友 千春 さん
【略歴】76年前橋生まれ。地域青年団活動を始め日本青年団協議会副会長を経て、2017年から群馬県青少年育成事業団の現副理事長を務める。群馬県立敷島公園指定管理者として、2013年からオリエンタル群馬に入社し現在、地域活性化事業部6次化カフェ事業責任者として、おむすびのマムを担当。マム運営にあたり野菜ソムリエや環境アレルギーアドバイザーの資格を取得