1日ひとり[まもなくです。今年も1年が終わろうとしています。このコラムも今年はおしまい…]

まもなくです。今年も1年が終わろうとしています。このコラムも今年はおしまい。年齢を重ねるごとに、「あっという間」の感覚が短くなるような。充実した日々を送れていたからなのか。それとも、何もできずにボーっとしていたからなのか。

転勤で名古屋から群馬に引っ越して来た5月。新緑がまぶしかった前橋のまちは、木々の葉が落ち、すっかり姿を変えました。ビュービューと吹く風に、「これが、からっ風ですね」と地元の方に同意を求めると、「こんなもんじゃないよ」。きっぱり否定されました(笑)

群馬に来て約8カ月になります。年末ということで、散らかった身の回りの片付けを始めたところです。引き出しの中にたまった名刺を眺めていると、たくさんの方にお会いしていただいたな、とありがたい気持ちになりました。

ざっと数えたら370枚ほど。単純計算ですが、1日1人以上と新しく知り合えました。名刺を交換できなかったことも多々あるので、実際は、もっと多かったでしょう。

紙面づくりの甘さをご指摘いただくことや、「大嫌いだ」と、問答無用であれこれ言われることも、時にはありました。思えば、いろんな考え方に触れた1年でした。みなさんのおかげで、今年は充実していたと思います。ありがとうございました。来年も引き続き、いろいろ教えてください。よろしくお願いします。

(朝日新聞社前橋総局長 熊谷 潤)