「ALL GUNMA」でロケ撮影を誘致しませんか!!(Vol.195)

ロックハート城正面。昨年にはご来場された役者さんやアーティストさん総数1000名を越えました

私の勤務先の『ロックハート城』は英国から移築した古城を核に、中世ヨーロッパの街並みを再現した観光レジャー施設です。集客企画、広報が私の主立った業務です。近年はハードに頼ったりイベントを行うことでスポット的に集客といった発想から離れ、まずは継続的にメディア露出を増やすことを重視、とりわけ直近の10年はTV番組やCMなどのロケ撮影誘致に軸足を置いております。

よく、ロケ誘致というと特別なことをしているかと聞かれますが、そんなことはありません。撮影に関する各種の相談を一つ一つ聞いてあげること。「できないと言わず、創意工夫してYESに変えます」をモットーに業務にあたっております。稀に撮影隊からは無茶振りや想定外の相談事もありますが、今ではどれも貴重な思い出。一つのYESが次のロケにつながり、今では年50、60本のロケの半数がリピーターさんで占められています。駆け出しの頃ロケで来られた新人さんが人気俳優に駆け上がるのは何よりも嬉しいですし、映画のエンドロールで施設の名前が流れジーンとしてしまったり…数々のエピソードや感動がこの仕事の原動力となっております。

そのようなロケ誘致を今、群馬県全体で盛りあげようとする気運が高まっております。映像制作会社視点からは日々生まれる番組やCMは基本都内ロケ、候補が無い場合はアクセスの良い日帰り圏内で行う傾向があり、他県に比べ群馬県は距離的にアドバンテージがあります。群馬県では今年1月に「ぐんまフィルムコミッション」の専用サイトを開設、すでにロケ地希望される施設が250件の登録に至っているのはその期待の表れと思います。作品という名の「果実」が育つ良い土壌を持った群馬県に、熟すためのノウハウとサポート体制が整った2021年といえるでしょう。願わくばいつかは『群馬ハリウッド計画』なんて空想しつつ今日も仕事に励みます。

 

ロックハート城 部長代理
斎藤 稔 さん

【略歴】 1958年前橋生まれ。神奈川大学外国部学部を卒業後、百貨店勤務を経て、93年よりロックハート城勤務。集客企画、広報などを主に担当。ビール飲み比べinsta投稿が日課。Instagram①minoru_saito_lock Instagram②saito_minoru

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