いろんな縁が繋がって連載スタート(Vol.1)

今年3月6日、高崎で開かれた映画「道しるべ」上映会で、主演の金谷ヒデユキさん(写真中央)を囲む高校の同級生たち

芸人、ミュージシャン、俳優、声優など幅広く活躍する金谷ヒデユキさんが、芸人目線で世間を斬ります。不定期連載。

朝日ぐんまをご愛読頂いてる皆様、こんにちは。わたくし、金谷ヒデユキと申します。

今「誰っ?」って思った貴方のためにご説明いたしますと、かつて「タモリのボキャブラ天国」というテレビ番組で「地獄のスナフキン」という愛称で替え歌を歌っていた男でございます。これでもまだ「誰っ?」っておっしゃる貴方、初めまして。以後お見知りおきを。

それはさておき、わたくし群馬県の安中出身でございまして、小学校は原市小。中学は安中二中。そこから中央高校、今の中央中等教育学校へと進み、卒業後は今は亡き群馬ゼミナールへ入学、そして中退、という輝かしい学歴を誇っております。最終学歴が予備校中退。永遠の浪人生でございます。

現在は東京で音楽芸人、声優、俳優などをやっているのですが、昨年ちょいと吃驚する事がありまして。何と、映画出演ですよ!「道しるべ」っていう振り込め詐欺をテーマにした作品なんですが。わたくし主演!初主演!

この映画を地元群馬でも上映したいって事で力を貸してくれたのが中学、高校の同窓生たち。「金谷の映画を群馬で見ようぜ!」と声をかけ、いろんな媒体で宣伝してくれたんですよ。その甲斐あって今年3月に高崎の電気館で上映会。ありがたやありがたや。

さらには映画上映と合わせて高崎ココイズミで凱旋ライブまで。その時やけにノリの良いお客さんが最前列にいて「あんた面白いね!天才だ!」ってやたら話しかけて来るんですよ。「ウチの娘も落語家なのよ!一緒にやってよ!」 適当な事言ってるなと聞き流していたら、これがホントの話。高崎出身の落語家、林家つる子さんのお母さん。

それがきっかけで、今年の7月には「金谷とつる子の二人会」も開催。そして今回、「地獄のスナフキン新聞」連載開始。いろんな縁が繋がってます。その縁のきっかけとなった監督に、私を主役に選んだ理由を聞いたところ「ボキャブラ天国で金谷くんがやってたコントが大好きだったから」。え?コント?やった事ないよ…。誰かと間違えてるかも…。ま、結果オーライ!

そんなこんなで、この場を借りて、わたくしの日々の活動を綴っていきたいと思っております。よろしく!

金谷ヒデユキ

金谷ヒデユキ

安中市出身。フジTV「タモリのボキャブラ天国」にて「地獄のスナフキン」の愛称で親しまれた音楽芸人。現在は音楽活動、芸人活動の他、声優として「機関車トーマス」アニメ「けいおん」等にも出演。初の主演映画「道しるべ」9月27日よりDVD発売開始。

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