ぐんまの桜✿ 

人気の花見スポットへ!

コロナ対策は万全に

桜の便りがちらほらと聞こえてきました。今週は、県内各地の桜の名所を紹介。コロナウイルス対策をしっかりとして、お出かけ下さい。

太 田・館 林

太田と館林では、今月16日に県内で最も早くソメイヨシノの開花宣言が出された。太田では、市内を流れる八瀬川沿いに約150本の桜が咲き乱れる。同市商業観光課は「桜まつりは中止だが、桜が川面に映る光景を、近くにある大門通りでの散策とあわせて楽しんでほしい」と話す。同課(0276・47・1833)。

 

館林では、恒例のさくらまつりが中止となったが、各エリアでは桜が見頃に向かいつつある。鶴生田川両岸から尾曳稲荷神社にかけては415本、多々良保安林では110本、近藤沼公園で125本、つつじが岡パークインでは14本のソメイヨシノが咲く。また、市内5カ所では4000匹を超えるこいのぼりが掲揚され、桜との競演が楽しめる。同市つつじのまち観光課(0276・74・5233)。

 

 

高崎

高崎では、当時の高崎城の面影を残す城址公園で約300本のソメイヨシノが街を彩る。県内に唯一現存する城郭建築「乾櫓」をはじめ、三の丸外囲の土塁と堀、東門などは桜との相性もよく、定番のフォトスポットだ。一方、市庁舎南側の高崎公園には、約100本の桜の木が植えられている。噴水や池、小動物コーナーや遊具など、ファミリーでのんびり過ごせる。樹齢400年の県指定天然記念物のハクモクレンはすでに満開を迎えた。今年の桜のライトアップは、県内各地で自粛ムードだが、高崎ではどちらの公園も例年通り開花に合わせて行う予定で、幻想的な情景が浮かび上がる。同市公園緑地課(027・321・1270)。

 

前橋

前橋市内最初の公園として1905年、厩橋城跡地に造られた楽歩道前橋公園には約350本のソメイヨシノが植えられている。群馬県をかたどった「さちの池」では周辺や水面がうすいピンク色に染まる。同市公園管理事務所(027・225・2116)。

一方、県立敷島公園では約300本のソメイヨシノが咲く。ボート池やこどもの広場などのほか、約2700本の松林や萩原朔太郎の詩碑、蚕糸記念館もあり、散策できる。京都の円山公園の名桜「祇園枝垂桜」の孫木10本もあわせて楽しめる。同公園ばら園(027・232・2891)。

 

伊勢崎

約1000本のソメイヨシノが植えられた伊勢崎の華蔵寺公園では、開花に合わせ提灯のライトアップを行う。また、隣接する遊園地は31日まで休園中。なお、同市では、新型コロナウイルス拡大防止のため、飲食を伴う宴会利用の自粛を呼び掛けている。同市文化観光課(0270・27・2759)。

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