ねぎとこんにゃく 下仁田名産(Vol.8)

地域おこし協力隊リレーコラム 地域の魅力を発信!
県内で活躍する「地域おこし協力隊」が日々、取り組んでいる活動や地域の魅力、おすすめのスポットなどを紹介します。不定期連載。

※地域おこし協力隊って何?
2009年、国の事業として創設された「地域おこし協力隊」は、都市部で暮らす人が人口減少や高齢化が進む過疎地域などへ移住し、地方公共団体の委嘱を受け最大3年間の任務中に様々な地域活性化事業に従事。その地域での起業や定着に向けて、必要な知識を学ぶ。県内では、23市町村で98人(2020年2月1日現在)が活躍中だ。農業や林業、製造業などに携わるほか、SNSでの情報発信や特産品開発、イベント企画運営、住民生活支援など、活動は多岐にわたる。なお、県内の隊員の活動情報はポータルサイト(https://chiikiokoshi-gunma.jp/)で発信中!

イオンモール高崎で開催された「ぐんまフェア」の様子。ぐんまちゃんと一緒に下仁田名物の下仁田ねぎをPRしました!=2018年秋

“こんにゃく”にも種類がある事をご存知でしょうか?「こんにゃく粉から製造されたもの」「こんにゃく粉に海藻類を加えて製造されたもの」「こんにゃくの芋をすりおろして製造されたもの」などなど、さらに味の染みやすさや弾力の違いなど、一度目を向けてみると自分の好きなこんにゃくを探してみたくなるほど、たくさんのこんにゃくがあるという事を知ることができます。ぜひ、手に取って裏の成分表示を読み比べて頂くとまた新しい発見があるのではないかと思います。

おいしくとろける肉厚の下仁田ねぎ

「ねぎとこんにゃく下仁田名産」と上毛かるたにも詠まれているように下仁田町は、こんにゃくと下仁田ねぎの産地として広く知られています。特産品の下仁田ねぎが、今年も1年に1度の収穫の時期がやってきます。かつて、大名や天皇陛下に献上された特別なねぎで、下仁田町では毎年11月23日の「いい風味(1123)の日」に「下仁田ねぎ祭り」を開催しております。

今年は残念ながら開催出来ない事となりましたが、「道の駅しもにた」やインターネット販売では、例年通り「贈答用下仁田ねぎ」の販売がありますので、美味しくとろける肉厚の下仁田ねぎを一度味わって頂けたらと思います。

私が下仁田町に移住して一番心に残っている味が、下仁田ねぎのみをスライスしてかき揚げにした”下仁田ねぎかき揚げ”です。ねぎだけとは思えない程、豊かな味わいでとても驚き、また感動した一品でした。ぜひ試して頂けたらと思います。

協力隊に就任してから2年半が経ちます。これまで、下仁田町で農業研修を受けさせていただいた中で、本当にたくさんの事を学ばせて頂き、また、たくさんの方にお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。あと1年ありますので、全力で頑張りたいと思います。

なお、上記に書かせて頂いたこんにゃくや下仁田ネギの話は、ほんの少しです。その魅力を、もっともっと多くの人に知って頂けたらと思いますので是非一度、下仁田町にお越し頂けたらうれしいです。お待ちしております!

 

下仁田町のおすすめスポット

①道の駅しもにた
リニューアル工事が終わり、駐車場も100台以上停められる広々とした道の駅になりました。「Go Toトラベル」地域共通クーポンも使用できます。贈答用の下仁田ネギの販売は12月1日からスタートしますので、ぜひ、お越し下さい。

②中之嶽神社 ←ぜひ、お越し下さい!
高さ20メートル、重量8・5トン、金色の日本一のだいこく様がおられます。遠くからでも、その大きさ、迫力に圧倒されますよ。巨岩轟岩をご神体とする中之嶽神社の創建は大変古く、大和時代の欽明天皇(539-571年)の御代に建立されたと伝えられております、妙義山の風景も、山の中腹から見下ろす街並みも素晴らしいです。

 

 

 

下仁田町 地域おこし協力隊 篠原 司

1994年 東京都足立区出身。大学卒業後、中学校・高校の非常勤講師を経て、2018年、「下仁田葱の栽培技術継承」を目標に下仁田町地域おこし協力隊に着任。現在、新規就農に向けて農業研修中

 

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