るなぱあくの真ん中から「食」でむすぶ絆(Vol.161)

「我々と一緒に金賞を目指しましょう!」 県内の飲食店有志で組織された「上州唐揚連合会」の山本真悟会長からのお誘いで、前橋市中央児童遊園「るなぱあく」にあるおむすび屋「おむすびのマム」は、日本で一番うまいから揚げ店を決める「第11回からあげグランプリ」(日本唐揚協会主催)に挑戦することになりました。

上州唐揚連合会のメンバーと

上州唐揚連合会は、幅広い層に人気のから揚げを群馬の新しい食として全国に発信すべく、「オリジナルから揚げ」の創造に取り組んでいます。上州から揚げ文化の確立を目指し様々な活動を展開していますが、 その拠点の一つがるなぱあく。マムは3年前から連合会の取り組みを応援してきました。

オリジナルから揚げを盛り上げようと一緒に頑張ってきた山本会長から、声をかけて頂き今年、マムも連合会に加盟。からあげグランプリに新商品「ちきちきナンバン!」(チキン南蛮)でエントリーすることになりました。

マムでは、来園者が安心して食べられるおむすびを提供しています。エントリーのチキン南蛮も、調味料にこだわり子どもが食べやすい味に仕上げました。ところが、投票期間がスタートした途端、新型コロナウイルスの影響で、るなぱあくは臨時休園。マムも飲食販売が出来なくなってしまいました。

グランプリはインターネット投票ですが、「実際にマムのチキン南蛮を食べたい」という声が多く寄せられ、途方に暮れていました。そんな時、、開店当時マムのメニュー監修をサポートして下さった市内の「菜穀和食むくび」さんが、マムの「ちきちきナンバン」定食をお店で提供してくれることになったのです。

「連合会の仲間と共に金賞を!」との一心で、初挑戦したグランプリ。待ちに待った結果は、何と金賞受賞。応援してくださった皆さんと、仲間との絆で手にした最高の結果に感謝の気持ちでいっぱいです。1日も早くるなぱあくが再開し、マムのおむすびと金賞のチキン南蛮で、子どもたちをとびっきりの笑顔にしたいと思います。今は、その日がくるのを心待ちにしています。

おむすびのマム事業責任者
三友 千春

【略歴】 76 年前橋生まれ。2013 年、オリエンタル群馬(株オリエンタルコンサルタンツ)に入社。現在、6次化カフェ事業責任者として「おむすびのマム」を担当。運営にあたり、野菜ソムリエや環境アレルギーアドバイザー、日本幼児食協会ベーシックアドバイザーの資格を取得。一方、群馬県青少年育成事業団の理事も務める

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