ホラーの名手 清水崇 監督 新作「犬鳴村」特別上映

25日 地元前橋でトークイベントも

ホラー映画「呪怨」シリーズで知られる、清水崇監督(前橋出身)=写真上=の最新作「犬鳴村」が全国公開(2月7日)に先がけて今月25日、ユナイテッド・シネマ前橋で上映される=同下。当日、清水監督は同館で舞台挨拶を行うほか、前橋シネマハウスでのトークイベントにも登壇する。

©2020「犬鳴村」製作委員会

映画は、九州に実在する心霊スポット「犬鳴トンネル」が舞台。トンネルの向こうには恐ろしいうわさにまみれた「犬鳴村」と呼ばれる村がある、という都市伝説をもとに制作されたオリジナルストーリー。清水監督は「本作はいわば〝親子〟の映画。血縁者であるが故の恐れや不安など、誰もの背後に多くの人の血と思いがあることを感じながら観ていただけたら」と話す。

ユナイテッド・シネマ前橋では午後4時から舞台挨拶付き上映。清水監督が新作の見所や地元前橋にまつわるエピソードなどを語る。チケットは同館窓口またはオンライン販売ページで販売中(数量限定)。料金一般1800円ほか。同館(0570・783・727)。

一方、前橋シネマハウスでは午後1時半から、清水監督作品2本(「少年の詩」と「劇場版 呪怨」)の上映とトークイベント(観覧料税込1000円)が開かれる。前橋文学館が明日18日から開催する企画展「映画監督・清水崇の世界」の連携企画。上映の幕間(同2時)に清水監督が、映画評論家のヴィヴィアン佐藤さん、同文学館の萩原朔美館長とともに登壇し、清水作品やホラー映画について語り合う。なお、同館では、25~2月7日まで過去の清水作品を毎日上映(28日と2月4日は休映)。同ハウス(027・212・9127)。

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