ミリタリーゾーン開設

渋川・伊香保おもちゃと人形自動車博物館

実物大戦車が人気

 伊香保おもちゃと人形自動車博物館(吉岡町上野田、横田正弘館長)に、昨年末新設された「ミリタリーゾーン」が人気を呼んでいる。

同館2階にあったリス園跡地約千平方メートルを改装。床や壁にレンガを敷き詰め、迫力ある実物大の戦車やジープなど軍事品模型を展示している。スペース内には、第2次世界大戦で登場したアメリカ軍の戦車「M4シャーマン」(全長6・27メートル)やドイツ軍戦車「ティーガー」(同8・45メートル)の実物大模型、米国クライスラー社製の車「デソート」が並ぶほか、有刺鉄線が絡まった鉄骨や砲撃で崩れた壁なども再現されており臨場感満載だ。

 東京から家族と一緒に遊びに来た山下佳之さん(58)は、「子ども時代に作ったプラモデルとは違い、実物大の戦車は迫力がありますね」と笑顔で眺めていた。

横田館長は「実物大戦車の模型を置いてほしいというファンの声に応えました。来場者に喜んでもらえてうれしいですね」と話した。年中 無休。開館は午前8半~午後5時(4月25日以降は午後6時まで)。一般1100円、高校生以下880円。4歳以上小学生以下440円。同館(0279・55・5020)。

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