住宅メーカーが取り組む安全・安心まちづくり(Vol.197)

モデルハウスオープンで、テープカットをする弊社社長と群馬県警生活安全部長

群馬セキスイハイム株式会社は「地球環境にやさしく60年以上安心して快適に住み続けられる住まいの提供」を事業ミッションに、群馬県警察と「防犯、交通安全に関する協力協定」を締結し、「安全・安心なまちづくり」に取り組んでいます。

「防犯は住まいの基本性能のひとつ」と捉え、高崎市菅谷町の分譲地「スマートハイムシティ菅谷」内に、群馬県警察監修のもと『防犯モデルハウス』をオープンしました。県内における殺人や強盗事件に発展するおそれのある侵入窃盗の約90%が住宅の無施錠や窓等を壊して侵入するケースです。住宅侵入犯罪から家族を守るため、『防犯モデルハウス』を有効に活用し、その普及に努めています。

また、前記「スマートハイムシティ菅谷」(全28区画)と伊勢崎市堤下町の分譲地「スマートハイムシティ堤下」(全21区画)は、全棟に家庭用防犯カメラ(センサーライト付き)を標準搭載した防犯性能の高い街となっています。

群馬県警察の分析では、県内で多発する特殊詐欺は自宅や自宅付近での被害が80%以上、子供に対する声掛け事案は路上で発生するケースが70%以上です。住宅地の家庭用防犯カメラの存在は昼夜を問わず不審者を威圧することができるうえ、有事には犯人の特定など、住民の安全・安心を確保するには有効な設備です。

当社では、安全性と快適性が両立できる住宅の提供はもちろん、災害への備えやコミュニティ形成の仕組みの提供等、これまでの経験とノウハウを生かし「ずっと安心して住み続けることのできるまちづくり」に尽力してまいります。

 

群馬セキスイハイム株式会社
顧問 前原 哲也さん

【略歴】 桐生市出身。1977年4月群馬県警察官を拝命。主に刑事部門で勤務。太田・前橋警察署長、警備・刑事部長を務め2019年に退職。同年4月から現職。主に社会貢献活動を担当

 

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