初市まつり

新春の風物詩「初市」。一年が良い年でありますようにと願いを込めて、だるまや縁起物を求めに行こうと楽しみにしている人も多いのでは。今年は各地で、規模を縮小して開催される。マスクの着用など感染予防策を忘れずに。また状況により変更の場合があるため必ず事前確認を。

前橋八幡宮で9日

「前橋まつり」「前橋七夕まつり」と並び、前橋三大まつりに数えられる「前橋初市まつり」は、明日9日、前橋八幡宮で開かれる。

今年は、会場スペースや時間、交通規制区間など、範囲を縮小。古だるまを納める納所の設置や、お札・福だるまなどの販売は行われるが、お焚き上げ(古だるま供養)の一般観覧は無し。渡御の儀、無料おまつりバスの運行も中止とした。国道50号線(本町通り)の封鎖はせず、交通規制は八幡宮前の通りのみとする。

毎年1月9日に開催されるのは、起源となった「六斎市」の名残で、その歴史は約400年とも言われている。六斎市は日用品や生糸の市で、毎月4と9のつく日に開かれていた。前橋が生糸の輸出で賑わった頃には、商売繁盛を願う福だるまが大いに人気となったという。

開催時間は午前10〜午後5時。同まつり実行委員会(027-289-5565)。

伊勢崎は11日

いせさき初市は11日、例年より時間を短縮し開催。まちなかの本町通りを中心とした会場には入退場口を9か所設置し、検温と手指の消毒を行う。混雑状況によっては入場制限を行うなどの対策を講じる。福だるまの販売や商店会連合会による売り出しは開催されるが、例年同時開催される「上州焼き饅(まん)祭」や新春演奏、猿まわし、みこし出初めなどは中止。

毎年11日に開かれるのは、1887(明治20)年から始まった伊勢崎の「だるま市」が毎年鏡開きの日に行われたことに由来。その後「開運だるま市」、「いせさきだるま市」、「いせさき初市」と名を変え、新春恒例の伝統行事として定着した。中心街の通り沿いに、家内安全・商売繁盛・交通安全等を祈願した開運だるまが並ぶ。

古だるまの納所は伊勢崎神社と本町通り沿いのからくり時計の前に設置。交通規制は正午〜午後7時半。同市文化観光課(0270-24-5111)。

館林は18日

新春恒例の「館林初市(だるま市)」(館林市、館林商工会議所主催)は18日、同市の仲町通り(市道1206号、館林藤岡線)の一画で開催される。例年は、仲町~本町一丁目かごめ通り商店街を会場に開催していたが、コロナ感染拡大の影響を受けて規模を縮小。開催時間も午後1~8時までと短縮する。混雑の状況によっては入場制限を行う。

初市は、1882(明治15)年から始まり130年以上続くとされる伝統行事。「商売繁盛」や「家内安全」を願う多くの人が縁起物のだるまを求めに街へ繰り出す。毎年、だるまの売り子の威勢の良い声が響きわたるほか、食べ物の屋台など多くの露店が並び活気づくが、今年はだるまの販売が中心になるとみられる。

同会議所の担当者は「縮小しても伝統を絶やさないで開催できるようにしたい。感染予防対策をしてお越しください」と呼び掛ける。同会議所(0276-74-5121)。

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