前橋めぶくフェス:七夕の夜にめぶく(Vol.129)

昨夏、前橋の商店街で開かれた前橋めぶくフェス

2016年、市民の方々へのインタビューと3000人の市民アンケートから「めぶく Where good things grow」という前橋ビジョンが生まれました。この前橋ビジョンの体現として、フード・クラフト・アートの3部門を中心に「未来の大樹を隠し持つ、今はまだ幼い芽を発掘、紹介し、みんなで応援するためのお祭り」として企画された前橋めぶくフェスも、おかげさまで今年で3年目を迎えることができました。

前橋ビジョンで発表された商店街のレストランなど、12のプロジェクトもその多くが既にめぶきつつあります。先日は、昨年の前橋めぶくフェスで出会い、次の挑戦を始めたという飲食店オーナーたちによる新たなめぶきにも出会うことができました。

前橋めぶくフェスは、イベントだけにとどまるものではありません。イベント以外の期間も日々、このまちの様々な新たなめぶきを発掘し、ウェブなどで紹介し新たな挑戦に向け応援していきます。

今年の前橋めぶくフェスは7月と10月の2回行われます。7月は種まき、10月はその種たちのめぶき。7月には新企画として、商店街を飛び出し広瀬川を舞台に三大祭の一つである前橋七夕まつりと同日開催します。広瀬川の景観整備について議論するワークショップやアーティストによる七夕をテーマとしたワークショップ、7月7日7時7分には、水辺をキーワードとして全国で活動しているミズベリングプロジェクトとのコラボレーションとして、広瀬川で参加者のみなさん全員揃っての乾杯も行われます。そして、もちろんこの街でめぶく、前橋の美味しいものたちも集合します。

来月7日、いよいよ前橋めぶくフェスが開催されます。実行委員・スタッフ一同、笑顔でみなさまのお越しをお待ちしています。

 

前橋めぶくフェス 実行委員長
共愛学園前橋国際大学
教授 奥田 雄一郎 さん
【略歴】76年横浜生まれ。中央大大学院を修了後、共愛学園前橋国際大学准教授を経て現職。専門は「青年心理学」「社会文化心理学」。2017年から「前橋めぶくフェス 実行委員長」に就任。

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