桐生女子高校 華道部

 部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

昨年末のお稽古で、講師の西場先生(前列中央)と一緒に記念撮影する華道部員

多くの人の心を動かす生け花作品を

 

部長 栗本 未来  2年

私たち華道部は、1年生7名、2年生5名(3年生5名は6月で引退)で主に月曜日の放課後に活動しています。外部講師である西場先生から「池坊」という家元の華道を学んでいます。新しい技術や表現方法を教わりながら、自分が綺麗だと思う角度や位置に自由に花を生けることはもちろん、個性が発揮された作品を鑑賞し合うのもまた楽しいです。

今年の花の甲子園出品作品。テーマは今、伝えたい感動。関東大会で3位に

池坊では「花の甲子園」という高校生向けの大会があります。一年間で一番大きな大会です。3人1組になり30分で一つの作品を制作、その後3分間で作品についてのプレゼンテーションを行います。今年度は、関東大会がコロナの影響でリモート開催となってしまいました。しかし、西場先生や顧問の益子先生、応援部員の心強いサポートのおかげで、関東地区3位という素敵な結果をいただくことができました。

この他、全員で参加しているのが、作品を写真に収めて提出する「インターネット花展」ですが、こちらはまだ賞をとったことがないので、来年は入賞を目指したいと思っています。

先生のアドバイスを受けながら、クリスマスをテーマにした作品を作った

地域の方々から“桐女華道部は凄いよね!”と褒めていただくことがあります。これは、全国大会で先輩方が残してくださった実績のおかげです。桐生女子高校は来年度から桐生高校と統合しますが、統合後の桐生高校でも「華道部は凄い!」と言っていただけるよう、また、私たちが生けたお花で多くの人の心を動かせるような作品をこれからも作っていきたいです!

【過去の実績】Ikenobo花の甲子園2017全国大会第3位、同2018優勝、同2019準優勝、同2020関東大会第3位

掲載内容のコピーはできません。