正月の風物詩 いせさき初市

だるま市・巨大焼きまんじゅう・猿まわしなど  伊勢崎で11日

新春恒例の伝統行事「いせさき初市」が、11日正午から伊勢崎の本町通りなどで開催される。毎年、鏡開きの日に行われ今年で63回目。家内安全、商売繁盛、交通安全などを祈願した福入りだるまを売る露店が約100店舗立ち並び、多くの人でにぎわう。
イベントも盛りだくさん。午後2時には伊勢崎神社で「上州焼き饅祭」を開催。直径55㌢の特大まんじゅう4個に福文字を筆入れして炭火で焼く=写真①。焼き上がった後は、福分けとして来場者に振舞われる。

また、午後3時には邦楽グループ「音舞楽人(オブラート)」による新春演奏が赤石楽舎で行われる。例年、いせさき明治館で行っていたが、より多くの人に来場してもらえるよう、今年は会場を移したという。
そのほか、いせさき明治館では縁起の良い柄の伊勢崎銘仙を紹介する「伝統柄銘仙展」を開催(午後1~8時)。カラクリ時計前交差点には、日光さる軍団による「猿まわし」=写真②=が登場。かわいいサルが多彩な芸を披露する(午後2~8時・随時)。同市文化観光課(0270・24・5111)。

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