窓 [寒い日が続いて、布団の中で丸まっている時間が長くなった…]

上州日和タイトル

寒い日が続いて、布団の中で丸まっている時間が長くなった。寝室にある障子は、洗濯ハンガーを引っかけて、ズボッと穴が開いてしまった。桟に囲まれた一部分を潔く取り除いたら、寝転びながら空が見えるように。それ以来、長方形に抜けた穴を「窓の窓」と呼んでフレーミング効果を楽しんでいる。

目が覚めると「窓」から朝の光が差し込み、庭のハナミズキがちょうど見える。季節が変化すると、葉は緑からやがて深紅に色づき、晩秋には空っ風に飛ばされて今は丸坊主。身近な外の世界を朝一番に楽しんでいる。

弊紙も外が見える「窓」のような役割であったらいいなと思う。読んでみたら知らないことがあった。県内でこんなことがある。面白そうだな、行って見ようか。時に、考える手助けになることがあれば、なお嬉しい。

コロナに悩んだ一年だった。自らも先行き不安になり、仕事にも、生き方にも苦しんだ。紙面についても回り道や困難があったが、休むことなく発行を続けられたのは、読者の皆様のおかげと感謝したい。

今年も残りわずか。新年もワクワクするような記事を用意したい。来年は、コロナ(ん)でもタダでは起きない年にしたいですね。   

(谷 桂)

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