高崎発祥「絶メシ」がドラマに

今日7日深夜、地元の中華料理店「香珍」登場

©「絶メシRoad」製作委員会

高崎市が展開する地域再生プロジェクト「絶メシ」が、ドラマ化され話題となっている。中年サラリーマンが、週末に1泊2日で出かける車中泊の旅先で「絶メシ」と出会うグルメドラマ「絶メシロード」だ。今夜7日放送の第3話には、発祥の地「高崎」が登場する。

第3話で主人公の民生が訪れるのは、1970年創業の中華料理店「香珍」(高崎市元島名町)。先月発売された「絶やすな!絶品町グルメ 高崎『絶メシリスト』特盛版」(高崎観光協会出版)にも掲載されている絶品の「醤油ラーメン」を味わう。

 

香珍で提供しているラーメン大盛り(700円)

くたびれた平凡なサラリーマン・民生役は、一昨年に一世を風靡した映画「カメラを止めるな!」で一躍有名になった濱津隆之さんが演じる。また、店主への取材をもとにした味わい深いエピソードもドラマの魅力の一つという。

高崎に端を発する「絶メシ」のプロジェクトは、団塊世代経営者が70歳を迎えた2017年に、サービス業の後継者問題を解決するきっかけにしようと、東京の博報堂ケトルが企画した。後継者不足などが理由で絶滅してしまいそうな絶品メシ(絶メシ)を厳選してウェブサイト「絶メシリスト」で紹介し、その存在を広くアピール。同時に、地元に愛されてきた味を受け継いでくれる後継者や働き手を実際に募集している。国内外の広告コンテストで多数受賞し、全国各地でも広がりつつあるという。

テレビ東京で毎週金曜深夜放送。全12話。第3話は7日深夜0時52分から。

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