夏の刀剣展示にあわせ 「七夕飾り」も

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太田・大隅俊平美術館

12日まで

「夏の刀剣展示」(~9月22日まで)を開催中の大隅俊平美術館(太田)では、平安時代の年中行事を参考にした七夕飾りを展示している。京都の冷泉家に伝わる七夕の儀式にならい、厄除けの効果があるという五色の布、技芸の上達を祈る琴などを並べ、刀を飾りつけ同美術館風にアレンジした季節のしつらえが楽しめる=写真。

同館は、太田出身の刀匠で人間国宝の大隅俊平(1932~2009年)の作品を常設展示する施設として、大隅が住んでいた自宅と仕事場を改装し、2012(平成24)年に開館。「直刃(すぐは)の大隅」と賞賛され、直刀一筋に生きた刀匠の作品が堪能できる。午前9時半~午後5時。入館料一般300円、中学生以下無料。月曜休館。同館(0276-20-6855

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