安野光雅の生み出した風景と絵本の世界へ

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安野光雅 風景と絵本の世界

県立館林美術館22日まで

安野光雅『旅の絵本Ⅲ』より 津和野町立安野光雅美術館蔵 ©空想工房

県立館林美術館では22日まで「安野光雅 風景と絵本の世界」を開催中。絵本作家のほか、画家、本の装丁、エッセイストなど50年以上にわたり幅広い創作活動を行ってきた安野光雅の世界を5つのテーマで紹介している。

安野光雅は1926年に島根県に生まれ、絵描きを夢見た少年時代を経て、教員の職に就きながら絵に関わる仕事に携わるようになった。68年に出版した最初の絵本「ふしぎなえ」が人気となり、その後300冊を超える著書が出版されている。

会場には国内外の風景を描いた水彩画、「旅の絵本Ⅲ」などの絵本原画=写真、子どもの頃の思い出をユーモラスなイラストで綴ったエッセイ、植物画など約150点が並ぶ。午前9時半~午後5時。観覧料一般620円、大高生310円、中学生以下無料。月曜休館(祝日の場合は開館)。同館(0276-72-8188)。

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