365日フルーツエンターテイメント!(Vol.96)

モギトーレで新たに提供されている農業スイーツ

今月2日、みなかみ町に新しいかたちのフルーツ体験施設「みなかみフルーツランド Mogitore(モギトーレ)」がオープンしました。前身であるドールランドみなかみは、みなかみ町と「ドール」社、みなかみ農村公園公社が協働プロジェクトとして運営を行ってきましたが、プロジェクト契約期間の満了を受け、新たな体制で運営を行うこととなり、私もその立ち上げに参画させて頂きました。

施設の新たなコンセプトとして掲げたのは「地元の方にも、観光客にも愛されること」です。フルーツ狩りや手作り体験というとどうしても観光的要素が強くなり、地元の方は足が遠のきがちです。そこで、これまでの取り組みに加え、農園で採れる旬のフルーツをふんだんに使った農業スイーツの開発や、カフェ、ランチ、バーベキューといった飲食部門にも力を入れ、地元の方にも気軽に立ち寄って頂ける施設を目指しました。

既に地元の方の手土産や、町内の旅館・ホテル様の記念日プランのケーキなどのご注文を数多く頂いており、先日開催されたグランドオープンイベントにも地元の皆さんを中心に2日間で約600人がご来場くださいました。今後は、さらに子ども連れのファミリーが気軽に遊びに来られるよう、施設周辺の自然を活かしたツリーハウス等の遊び場づくりも計画中です。

みなかみ町では、これからプラム、桃、ぶどう、りんごなど様々なフルーツが実って参ります。みなかみユネスコエコパークの豊かな自然と、そこで育まれた旬のフルーツとともに、関係者一同皆様のお越しを心よりお待ちしております!

 

一般財団法人みなかみ農村公園公社
主任 本多 結 さん
【略歴】84年みなかみ町生まれ。新潟大学大学院自然科学研究科を卒業後、建設コンサルタント会社勤務を経て、13年からUターンし現職。現在、みなかみ町観光商工課とともに、たくみの里などの地域活性化事業にも従事。

掲載内容のコピーはできません。