前橋・広瀬川河畔で 光・本 のイベント「極光行脚」 30日

光の力で前橋の魅力を発信するイベント「極光行脚」(きょっこうあんぎゃ)が30日、前橋文学館(同市千代田町)近くの広瀬川河畔で開かれる。同日にまちなかで開かれる「前橋BOOK FES」に合わせ、「光と本」をキーワードにした様々なコンテンツが展開される。

「極光」とはオーロラのこと。岡本太郎氏による作品「太陽の鐘」では、カナダのホワイトホースで撮影されたオーロラ映像をオブジェに投影するプロジェクションマッピング(午後6時~)を行う。このほか、カラーペーパーの貼り絵で提灯を装飾するワークショップ(午前11時~午後5時)やロバと一緒に本に親しむ「ロバの図書館」(同)、文学館の壁に投影する「かべえほんの上演」(午後6時~)、提灯に火をともして練り歩く「提灯行脚」(ちょうちんあんぎゃ)(同)、打楽器演奏に合わせて炎を操る3人組によるパフォーマンス(午後7時半~8時15分)など盛りだくさん。

また、前日の29日から2日間開催される「”DAYOFF”~空き地で遊ぼう~」では、空き地に飲食店が3店舗出店するほか、車体がステンレスで装飾され“日本一のデコトラ”とも称される「シルバーサタン」も登場。図書館に見立てた荷台が開放され、夜はネオンが点灯する。

主催する前橋・光のまちづくり連絡協議会の渡邉辰吾会長は、「本との出会いや光で何かを照らすことなど、非日常の体験を通して、旅をするように、新しい自分を発見できるイベント。子どもだけでなく大人も一緒に体感してほしい」と呼びかける。

参加無料。30日午前10時~午後8時半(「DAYOFF」のみ29日も開催、30日は午前10~午後9時半)。雨天決行、荒天中止。問い合わせは同協議会事務局(前橋市観光政策課= 027-257-0675 )へ。

カナダのホワイトホースで撮影された極光
(オーロラ)

 

提灯行脚のイメージ(過去に開催時の様子)

 

オーロラを投影する「太陽の鐘」

 

 

 

 

 

 

 

 

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