Flower Information✿

桜前線が北上してきました。ソメイヨシノだけでなく、チューリップスイセンなど春の花たちが県内各地を華やかに彩っています。

チューリップも桜も菜の花も!
今月下旬まで見頃

前橋・カネコ種苗ぐんまフラワーパーク

前橋のカネコ種苗ぐんまフラワーパークでは、園内中央にある大花壇で赤や黄色など色とりどりのチューリップが見頃を迎えている。早咲きから遅咲きまで約50種16万球が植えられ、今月下旬まで次々に開花。高さ18㍍のパークタワーからは、絵画のようなフラワーアートが楽しめる。

明日4日から約1週間は、真っ白なチューリップを特殊な染料で染めた「レインボーチューリップ」の展示が、初めて行われる予定。また、園内には、八ッ場ダム建設に伴い伐採される予定だったソメイヨシノが、昨年、旧長野原東中の校庭から1本だけ移植されて花を咲かせている。近くには黄色い菜の花畑が広がり、ピンクの桜とともに彩りが鮮やか。担当者は、「1年で一番華やかな季節が訪れました。春の香りも一面に漂っています」と話す。入場料一般720円、中学生以下無料、犬210円。同園(027-283-8189)。

 

日本有数のラッパスイセンの名所
桜との競演も

東吾妻の岩井親水公園

ラッパスイセンの名所・東吾妻町では、鮮やかな黄色いスイセンが見頃を迎えている。同町の岩井地区にある「岩井親水公園」脇の畑一面には、およそ30万本のラッパスイセンが咲き、同じく開花を迎えるソメイヨシノの桜並木(約120本)とのコラボレーションも楽しめる。

毎年、開花時期にあわせ開催される「東吾妻町すいせん祭り」は今年、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止となったが、例年より少し早めに咲くスイセンが、春の訪れを告げるように一面を黄色に染め上げている。入場無料。同町観光協会(0279-70-2110)。

織田・松平氏の城下町
風情ある街並みとソメイヨシノ

甘楽・城下町小幡

          「ググっとぐんま写真館」から転載

中世より栄えた小幡氏が滅びた後、江戸時代に織田氏・松平氏が統治した甘楽町小幡は、城下町として栄えた当時の面影を色濃く残す。町の中央を流れる雄川堰は「日本名水100選」にも選ばれ、川沿いに咲く50本を超えるソメイヨシノの桜並木は風情を感じながら散策が楽しめる。例年4月上旬から中旬にかけて開かれるさくら祭り「武者行列」は今年は中止となった。桜は現在、見頃。同町産業課(0274-74-3131)。

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