FLYING KIDS メジャーデビュー30周年フロントマン(ボーカル) 浜崎 貴司さん リーダー(ベース) 伏島 和雄さん

「群馬は美味しいもの、良いところがいっぱいで、最高です!」 赤城山を背に笑顔の浜崎さん(写真左)と伏島さん=前橋のFM GUNMA

 

そしてボクら、群馬が原点だった!

「幸せであるように」(1990年)で一世を風靡したファンクバンド「フライングキッズ」がメジャーデビュー30周年を迎え、8月、記念アルバム「そしてボクら、ファンキーになった」をリリースした。アマチュアバンドコンテスト「ロッカーズ」(FM GUNMA主催)への出場後、音楽活動を本格的にスタート、県内の音楽フェスに出演するなど群馬とのゆかりは深い。ボーカルでフロントマン浜崎貴司さん(65年生、宇都宮市出身)やリーダーでベースの伏島和雄さん(63年生、前橋市出身)に30年の歩みや新アルバムへの思い、今後の活動などについて聞いた。

人生で学んだ経験をアルバムに投入

ーアルバムに込めた思いを聞かせて下さい
浜崎 コロナ禍でライブが中止になってしまいましたが、その分レコーディングにたっぷり時間を充てることができました。メンバー9人が音楽だけでなくこれまでの人生で学んできた経験をアルバムに投入したことで、各々の才能やスキルが遺憾なく発揮された傑作が出来たと自負しています(笑)。12曲の完成までには、かなり困難がありましたが、自由さとチームワークを絶妙なバランスでまとめ新たなチャレンジをしながら集大成に漕ぎつけました。

ー収録曲について教えて下さい
浜崎 2018年秋に収録曲の1つ「オードレイ!」を作曲した時、「あ、この曲はフライングキッズの新たな魅力になる」「新時代の中で新スタートが切れる」という予感がしました。「オードレイ!」には、「踊っていこう」と「奴隷のような」という2つの意味をかけています。「監視社会の中、どのように踊るのか」 聴く人にも我々自身にも、個人の生き方を問うメッセージを込めました。
ファンクとは黒人のロックで、精神性がすごく大きい。今後も本能的であって、理性的という反するものが抱き合わせになった日本語ファンクの曲を作り続けたいですね。

前橋で生まれ育った影響は大きい

ー群馬との関りを教えて下さい
伏島 フライングキッズは1988年、FM GUNMA主催のアマチュアバンドコンテスト「ロッカーズ」に出場しました。その時のデモテープは、草津で収録したんです。予選ではビックリするほどお客さんが盛り上がってくれ、賞も頂くことが出来ました。うれしかったですね。今、思えばバンドの原点は「群馬」と言っても良いでしょう。また、僕が前橋出身ということもあり奥野敦士さん率いるROGUEのフェス「GBGB」を始め、「グンマー★一揆」など様々な県内の音楽シーンにも出場させてもらっています。ちなみに奥野さんは高校時代からの知り合い。地元の人の繋がりには、とても恵まれていました。

ー群馬への思いを聞かせて下さい
伏島 生まれは前橋市大胡町で県立前橋高校時代からすでにバンドを始めていました。群馬県出身の先輩にBOØWYがいて、同級生にはROGUE、ちょっと後輩がBUCK-TICKでした。東京の大学に進学後も「群馬ロックですね」と色んな人から言われてうれしかったですね。。音楽でプロになった人が身近にいたので、「自分たちもできるんだ!」と刺激を大いに受けました。東京へのあこがれとコンプレックスもありましたが、あの時期、群馬前橋に育ったというのが音楽活動をする上で、すごく大きな力になっていると思います。

ー今後の活動について教えて下さい
浜崎・伏島 今、人と会うのがなかなか難しいのでフライングキッズのYouTubeチャンネルを立ち上げました。メンバー9人の個性もアピールしながら、音楽をやる楽しさや喜びがあふれ出るバンドであれば良いなと思っています。今月11日には、「ビルボード東京」でライブを行います。有料配信もあるので、良かったらお越しください。    (文・写真 谷 桂)

NEWS
■FLYING KIDSニューアルバム「そしてボクら、ファンキーになった」(CD/DIGITAL・2750円税込み)定額制音楽サービスあり。
■「ビルボード東京」(東京六本木)公演=9月11日①午後6時半~、②午後9時半~(②は有料配信あり)

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