「赤い糸」祈願祭

大切な人への思いを心の中で…

高崎のシンボル「白衣大観音」の小指から赤い糸を垂らし良縁のご利益を祈るイベント「赤い糸祈願祭」(NPO高崎ネットワーク主催)が14日まで、観音山の慈眼院で開かれている。

「夫婦になる人同士は見えない赤い糸で結ばれている」という中国由来の「赤い糸伝説」を実現させようと2011年に始まり11回目。今年は新型コロナ感染防止のため、観音様から垂らした糸を参拝者が自分の指にからませることはできない。同祭実行委員長の和田裕子さんは「今年はコロナ禍で、恒例のイベント『観音様から愛を叫ぶ』も行えませんが、心の中で大切な方を思いながらお参りしていただければと思っています」と呼びかける。

 

疫病退散の金の御朱印も 14日まで

慈眼院では13、14日限定で金色(平日は黒)の御朱印を授与している(500円)。中央に聖観音菩薩坐像の印とともに「聖観音」の金文字が書かれた「赤い糸祈願祭」特別バージョン。さらにコロナの収束を願い「疫病退散」の印も押されている。御朱印帳に記入するのではなく、あらかじめ用意した御朱印を頒布する。このほか、期間中、近くの土産物売店では「縁結びの赤い糸お守り」(税込200円)を販売している。同ネットワーク(090-7190-7361)。

掲載内容のコピーはできません。