新島学園中学校・高等学校
安中市の新島学園中学校・高等学校で先月26日、高校を卒業する70期生227人を対象に同窓会入会式とタイムカプセルセレモニーが行われた。入会式では20期卒で同窓会会長の立見賢治さんが「大会など多くの催しが中止となる中、代替の催しなど皆の思い出のために動いてくれた人がいた。将来そのありがたさを強く感じるだろう。出会った人から会えてよかったと思われるような人になって」とエールを贈った。
タイムカプセルセレモニーは10年後の自分に手紙を書く催しで今年12年目。各クラスの代表が手紙や寄せ書きを入れた封筒をアルミケースに収めた。卒業生代表として鍵を預かった津端望来さんは「職業や結婚のことなどを問いかける内容を書いた。小学生の頃から看護師に憧れているが、コロナ禍で離職者が多いと知りその決意を強くしている」と目を輝かせた。ケースは校内に保管され、10年後の同窓会で開封される。