# STAY HOME コロナを乗り越えよう

💡今度こそ、家が片付く!

片付けフセン術の考案者
須藤ゆみさんに聞きました!

 

新型コロナ感染防止のため、自宅で過ごす時間が多くなりました。普段、気に留めていなかった部屋の散らかりに「ストレスがたまる」という人も多いのではないでしょうか。整理収納アドバイザーで、片付けフセン術の考案者の須藤ゆみさん(高崎在住)に、付せんを使って整理して、気持ちよく過ごすためのヒントを教えてもらいました。(谷桂)

 

『片付けが苦手な方は、「いつかやろう」「一気にやろう」「GWに」など先延ばしにしちゃうんです。でも、そういう人に限って実は結構、理想が高く「隠れ完璧主義」だったりするんですよね。なかなか始められない時は、次の💡4つのステップを踏むと良いでしょう。(須藤さん)』

 

 

💡ステップ1

ゴール地点(理想像)を定める

 

すぐに片付け始めるのではなく、ゴールを決めましょう。「きれいな家にしたい」など漠然としたものではなく、ストレスを感じることや不便なこと、例えば「クローゼットが散らかっていて毎朝、着たい服が見つからない」などと細かく紙や付せん(後で動かせて便利)に書いて下さい。それがゴールになります。

 

 

 

💡ステップ2

片付け場所の優先順位を決める

 

1のような気になっている場所を付せんに書き出すと、優先順位が分かります。ストレス値が高く、かつ「日常に支障が出ている」場所が最優先。例えば、書類がぐちゃぐちゃでいつも提出物が見つからないなど「片付いていないせいで不便を感じイライラする」場所です。

 

 

 

💡ステップ3

モノを適量にする

 

つまり、モノを減らすこと。片付けで悩んでいる人のほとんどは、モノが多すぎることが要因です。もちろん備蓄は必要ですが、ストックがないと不安ならば、例えば箱ティッシュの最後から3箱目、在庫のしょうゆなどに付せんを貼っておきます。貼ってある在庫を使った時が買い足しの時期。その付せんを持って買い物に行くのです。

 

 

💡ステップ4

モノの住所を決める

 

全てのモノには、住所があります。住所があれば帰る場所が分かり、モノが迷子でなくなります。リビングが散らかっても、そこへ戻していくだけなのです。

 

須藤ゆみさん

片付けフセン術の考案者および講師。フリーアナウンサー。整理収納アドバイザー1級、あな吉手帳術ディレクター講師、著書に「フセンと手帳で 今度こそ、家が片づく」(朝日新聞出版)。高崎市在住。夢育カルチャー教室代表。
http://sudoyumi.com/

 

 

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