利根商業高校 ホッケー部

部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

関東大会で11年ぶりにベスト4進出を決めた利根商ホッケー部男子部員

スピード感をもってゴールを奪い合う

部長 杉木 朱威 3年
利根商ホッケー部は現在、男子が1年2人、2年2人、3年9人、女子は、1年4人、2年3人、3年4人。部員が少ないこともあり学年関係なく仲が良く、目標の「全国大会1勝」をめざし日々練習に励んでいます。

準決勝で果敢にドリブルをする3年冨沢祐人選手(写真左)=インターハイ関東地区予選

主に、基礎を中心とした練習を日々行っており、試合を通して出た課題を一人ひとりが考え、解消しながら成長に繋げています。初めはほとんどが未経験者でしたが、先輩や顧問、地元のホッケー経験者の方々から教わり、みなすぐに技術を習得することができました。

ホッケーは、先の曲がった専用のスティックと、直径7.5cmのボールを使って、グラウンド上でゴールを奪い合うスポーツです。1チーム11人で戦います。近いスポーツだとサッカーがありますが、サッカーには無いスピード感が魅力の一つだと思います。

今年度は、関東地区予選(6月)でベスト4に入賞し、インターハイへの出場権を獲得することができました。8月に富山県で行われたインターハイでは残念ながら初戦敗退と悔しい結果に終わってしまいました。

しかし、3年間を振り返ると、コロナの影響がある中で目標を達成するために一人一人高い意識を持って諦めずに頑張ってきました。特に大会前は、練習時間の確保が難しい中で、少しでも技術力を高められるように自分たちで考え、話し合い等を重ねながら、チーム力の向上を図ってきました。すごく楽しい競技ですので、少しでも見てみたい、やってみたいと思ってもらえたらと思います。

 

利根商ホッケー部女子部員

 

来年、もう一度インターハイへ

副部長 須藤 麟音 3年
8月14日、3年ぶり30回目となるインターハイに出場しました。序盤から愛媛県代表伊予高校のペースで試合が進み、開始15分で2失点。その後、キャプテン杉木がチャンスを作り、1点を返し、前半終了時点で1-2と追う形で後半へ突入しました。3年生を中心に何度かチャンスを作りましたが、相手ゴールキーパーに阻まれ、カウンターから失点、その後さらに追加点を許し、1-4で試合が終了しました。悪天候による日程変更が重なる中で、調整することの難しさを学びました。また、苦しい試合展開の中でもチャンスをものにでき、自分たちのリズムを取り戻すことができた点はとても良かったと思います。一方、苦しい中で我慢することができずに失点してしまったり、ゴール前でチャンスを逃すこともあったので、今後はその精度をしっかり高めていく必要があると思います。ホッケーをやる中で、仲間との絆やコミュニケーションの大切さを学びました。そして、悔しい思いも何度かしましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。1、2年生には人数はすくないけれど、みんなで協力してもう一度インターハイへ行き、目標の1勝を達成して欲しいと思っています。

掲載内容のコピーはできません。