スポーツと観光の融合~赤城山編(Vol.7)

「まえばし赤城山ヒルクライム大会」の参加者と応援する人々
「まえばし赤城山ヒルクライム大会」の参加者と応援する人々

「裾野は長し、赤城山」‐上毛かるたに詠まれる名山は、富士山に匹敵する程の雄大な外周を誇っています。前橋市は、その赤城山を舞台に「スポーツ」と「観光」の融合を目指し、年間を通し様々な取り組みを行っています。

なかでも毎年8月末に行われる「あかぎ大沼白樺マラソン」は、今年で34回目を迎えます。

参加者は年々増加し、今年のエントリー数は何と約2700人。普段は多くの車が走る県道を封鎖し、風光明媚な赤城大沼湖畔(1周約5キロ)を大勢のランナーが走る様子は、まさに壮観です!

真夏に開催されるマラソン大会は全国的にも珍しいのですが、標高が約1400㍍あり炎天下の下界より「涼しく走りやすい」と、オリンピックを目指す競技者から楽しく走りたい一般参加者まで幅広い人気です。

一方、毎年秋に開催する「まえばし赤城山ヒルクライム大会」はインターネット参加申し込みが十数分で定員に達する超人気自転車大会です。参加者約3500人が市街地から県道4号線を北上し、赤城山頂までの約21キロ、最大斜度9・4%のコースを自転車で一気に駆け上がります。参加者だけでなく、観客が大勢集まる全国屈指の大会になりました。

大会当日だけでなく、毎週末には山頂目指し各地からサイクリストが集結。「サイクリストの聖地」になってきました。また、大沼湖畔でも多くのランナーを見かけるようになりました。

スポーツイベントは、地域のことを知ったり体験できる貴重な機会でもあります。前橋市では今後も、「スポーツツーリズム」という形で地域振興策に力を入れていきたいと考えています。

 

前橋市文化スポーツ観光部スポーツ課
松島 伸安 さん
【略歴】68年太田生まれ。前工卒。88~12年まで競輪選手として全国を転戦(S級在籍22年)。14年より前橋市非常勤職員。前橋・渋川シティマラソン、まえばし赤城山ヒルクライム大会、群馬グリフィン設立などに携わる。