環境と人々との関わり テキストや映像で表現

玉村出身 アーティスト川松さん個展
前橋・アートスペース「裏ノ間」で24日まで

テキストや写真などで構成されたインスタレーションと川松さん

玉村出身のアーティスト川松康徳さん(40)の個展「星のない巡礼 32.768HZ‐水深50mの彗星」が、前橋市千代田町のアートスペース「裏ノ間(re/noma)」で開催されている。今月24日まで。テキストや映像、写真、振動スピーカー、ドローイングなどで構成されたインスタレーションが展示されている。

アートスペースは、前橋出身のアーティストで写真家の木暮伸也さん(53)が、「街を訪れる人たちとアーティストとの交流の場を作りたい」と昨秋開設した。開幕展に続き2回目の今展では、国内外で活躍する気鋭アーティストを紹介する。東京工芸大芸術学部を卒業した川松さんはフランスや韓国、台湾、アルゼンチンなど主に海外に滞在し、リサーチや創作活動を展開。「アイデンティティー」をテーマにした作品を精力的に発表し続けている。

今展では一昨年、長野県大町市に滞在中に創作した「物語」を、群馬版として再構成した新作を発表。「星のない世界」を舞台にした物語は、地球温暖化が解消されたことで起こる環境の変化と、そこに暮らす人々との関わりを表現している。

川松さんは、「環境によって人は変われるのか、変われないのか。矛盾をはらんだ自己を重ね合わせながら見てもらえたら」と話す。金土日午後1~7時開場。24日午後6時から川松さんによるトークが行われる。同スペース( yanc.re.noma@gmail.com )。

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