ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」メンバー 和田 颯 さん

「地元での仕事は良いリフレッシュになっています」と笑顔の和田さん=高崎のセレクトショップ「TIURF」

「一曲一曲、その曲の主人公になりきり、喜びや悲しみ、驚きといった感情を込めて踊っています」

今年メジャーデビュー5周年となる「Da-iCE(ダイス)」。昨年、初の日本武道館公演を成功させ、その名を一躍全国に知らしめた5人組ダンス&ボーカルグループは、今月8日に4枚目となるアルバム「BET」をリリース、9月からは全国ツアーをスタートさせる。人気急上昇中のグループのダンスリーダーとして圧倒的な存在感を示す一方、地元のラジオや雑誌の仕事も精力的にこなす。多ジャンルで豊かな才能を発揮する和田さんにアルバムやパフォーマンス、ツアーにかける思いを聞いた。

【パフォーマンスでみんなの力に】

QDa-iCEの特徴は

ツインボーカルとパフォーマーからなるユニットですが、強みは何といっても大野(雄大)君と花村(想太)君の唯一無二の声。2人の艶のあるハイトーンボイスに僕ら3人パフォーマーがキレのあるエネルギッシュなダンスで盛り上げていく。24~30歳と年齢は幅広いですが、中学校の部活みたいなノリで皆、凄く仲が良いですよ。

Qメンバー最年少ですがダンスリーダーとして活躍しています

完全に末っ子状態(笑)。4人とも良いお兄さんって感じで、自由に伸び伸びとやらせて頂いています。ただ、ダンス歴は一番長く他のメンバーが頼ってくれるのでパフォーマンス面でみんなの力になりたいですね。

Qグループ名の意味は

ダイスとはサイコロのことで、サイコロは全部で6面あります。5面はメンバーで残りの1面はスタッフやファン。全部の面がないと成り立たないし転がらない。Da-iCEのDaはダンスのDa、 Da-iCEのa-iには「愛のあるグループ」という思いが込められています。大野君が考えてくれたグループ名で、僕は大好きです。

Qデビューから5年が経とうとしています

あっという間でした。全員が全力でやってきたので、時間が経つのが本当に早かったです。一歩一歩前に進んでいるなという実感も得られています。メンバーの誰か一人でも欠けたらDa-iCE(ダイス)は成り立ちません。これからもずっと、この5人でやっていきたいですね。

【Da-iCEに全てを賭ける】

Qアルバム「BET」に込めた思いとは

「Da-iCE(ダイス)に全てを賭けていく」というメンバーの強い気持ちが込められています。今までやってこなかったような音楽のジャンルにも挑戦しました。タイトル通り、色んな賭けをしていますので是非、聴いて下さい。

Q表題曲「BET」の作詞にも携わっています

初めてのことで何をどうしたら良いのかサッパリ分かりませんでした(苦笑)。パフォーマーの(工藤)大輝君と(岩岡)徹君と僕で作ったのですが、まず3人で集まり打ち合わせをしてから、個々で楽曲を聴きイメージを膨らませていきました。僕はなかなか書けなかったのですが、2人からバンバン上がってくるので焦りました。最終的に「これ、良いね」っていう3人のフレーズを融合させて完成させました。

Qどんな1枚に仕上がっていますか

シングル4曲と新曲の全12曲収録していますが、洗練された落ち着いた楽曲に仕上がっています。パフォーマー3人が「BET」、ボーカル2人が「いつか…」を作詞するなど、全員が制作に携わりました。多彩なジャンルを詰め込んだ5周年イヤーに相応しい、集大成ともいえる1枚です。

【一番大切なのは楽しむこと】

Qダンスを始めたきっかけは

幼稚園の友だちがダンス教室に通っていて、母親から「一緒にやってみたら」と薦められたので何となく(苦笑)。小学校から高崎のダンススクールに移りましたが、そこで踊る楽しさや喜びに目覚めました。振りを覚えたり先生の動きを真似するのが好きでしたね。

Q小学校6年でエイベックスのオーディションを受けたのはなぜですか

当時、ダンス講師を夢見ていましたが、教室の先生から「受けてみたら」と言わたので受けました。その時、エイベックスが何なのかも知らなかったのですが(笑)。合格後、東京のスクールに通い始めました。先生は現在、「EXILE 三代目J Soul Brothers」のリーダー兼パフォーマーとして活躍するNAOTOさんでした。今でも僕の憧れのダンサーです。

Q「歌うように踊る」と称されていますが、パフォーマンスをする際に心掛けていることは

一番大切にしているのは楽しむこと。一曲一曲、その曲の主人公になりきって喜びや悲しみ、驚きといった感情を込めて踊っています。パフォーマンスはもちろん、表情にも気を配っていますね。

Qパフォーマンスの魅力は

毎回、一度として同じものが出来ないところ。こうすると盛り上がるのか、などライブでは毎回、色んな発見と刺激があります。一つの舞台をお客さんと一緒に作り上げる喜びも大きいですね。

【最高の景色を見たい】

Q昨春からエフエム群馬のレギュラー番組でメインパーソナリティーを務めています

トークが苦手なので最初はどうなる事かと思いましたが、今は自分の気持ちや好きなことをバンバン言えるので楽しいですね。ゲストに群馬出身のバックナンバーさんが来てくれた時は超緊張しましたが(笑)。お陰さまでステージでのMCも以前より出来るようになりました。

Q今春から地元のライフスタイルマガジン「motto」の連載も始まりました

ファッションが大好きなので、最新の服が着られる雑誌の仕事は本当にうれしいですね。表情の作り方や見せ方、ポージングなど参考になることが凄く多い。雑誌に載ると中学や高校の同級生からラインが来たりするので、恥ずかしいですけどありがたいですね。

Q9月に全国ツアーもスタートします

全国15カ所を回った後、大阪でファイナルを迎えます。12月に群馬公演もあるので今からテンションがあがっています(笑)。一公演一公演しっかりとクリアしていき、お客さんと最高の景色を見たいですね。

Q群馬のファンにメッセージを

デビューから5年。Da-iCE(ダイス)の活動に加え、昨年からは地元でお仕事をさせて頂けるようになりました。群馬の人全員に「Da-iCEダイス」、そして「和田颯」を知ってもらうのが夢です。ライブにラジオに雑誌にドラマに、色んな分野で興味を持ってもらえるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。

文・撮影 中島美江子

【プロフィル】Wada Hayate
94年伊勢崎生まれ。5歳からダンスを始める。12歳の時、エイベックスのオーディションに合格。2011年にDa-iCE(ダイス)を結成、14年、ファーストシングル「SHOUT IT OUT」でメジャーデビューを果たす。15年、「第29回日本ゴールドディスク大賞」ベスト5・ニューアーティスト賞を受賞。17年1月には日本武道館公演を成功させた。デビュー5周年イヤーの18年8月に4枚目のアルバム「BET」を発売、9月から全国ツアーを開く。